【バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会】茨城県大会 決勝フォトレポート&結果「マルバ茨城が鹿島アントラーズつくばを下し全国の切符をつかむ!」
2015年07月13日
バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会マルバ茨城が鹿島アントラーズつくばを下し全国の切符をつかむ!
7月11日(土)、取手グリーンスポーツセンターにて『第25回全日本少年フットサル大会 茨城県大会』の決勝が行われ、malva ibaraki fc U-12(以下、マルバ茨城)が前年度の全国優勝チームである鹿島アントラーズつくばJr(以下。鹿島アントラーズつくば)を6-1で破り全国大会の切符を手にした。
(文・写真●編集部)
前年度の第24回大会は、鹿島アントラーズつくばが、第22回は鹿島アントラーズジュニアがそれぞれ全国を制し、第23回は準優勝、第21回はベスト4と近年のバーモントカップで素晴らしい成績を残している鹿島アントラーズの育成組織。
アントラーズの育成組織は茨城県のサッカー少年たちにとって目標であり、壁でもある。
「ようやくアントラーズの壁を乗り越えることができました。去年はつくばさんに準決勝で負けてしまったので、その借りを返せたし、何より選手たちの成長が見れた戦いでした」と、マルバ茨城を率いる緑川毅輝監督が笑顔で振り返るのも納得できるほど、マルバ茨城の戦いはパーフェクトだった。
試合は開始からマルバ茨城が効果的なプレスを繰り返し、鹿島アントラーズつくばにボールを前線に運ばせない。さらに、ボールを奪って前に出れば再三チャンスを作り出し、2点を先行する。その後、鹿島アントラーズつくばは1点を返すことに成功し、逆転の芽を残して前半を折り返した。
試合を支配しながらも、1点を返されてしまったマルバ茨城は後半、普段はフィールドプレーヤーとしてプレーする奥田修斗くんをゴールキーパーとして起用。
緑川監督が「センターバックのような危機察知能力に長けていながら攻撃的なセンスもあってボール運ぶことができる」と評する奥田くんの起用は当たった。
1点リードのなかで攻撃的な交代に出たことによって前半よりもさらに試合を優位に進めた。純粋なゴールキーパーではなく、ボールを運べる選手をゴールキーパーに起用することで、ボールの循環をさらに良くしたのだ。
その結果、マルバ茨城は6番・高木大地くんのハットトリックなど後半に4点を追加。6-1で鹿島アントラーズつくばを下し、全国大会への切符を手にした。
マルバ茨城の、ボールの運び方やプレスのかけ方、攻撃から守備・守備から攻撃のポジショニングの良さ、戦術の引き出しなどは、チームとしての強さを示すには充分なものだった。
アントラーズの壁を乗り越えたマルバ茨城が、全国大会ではどのような戦いを見せてくれるのか、今から楽しみだ。
■malva ibaraki fc U-12 緑川毅輝監督のコメント
ようやくアントラーズの壁を乗り越えることができました。去年はつくばさんに準決勝で負けてしまったので、その借りを返せたし、何より選手たちの成長が見れた戦いでした。(全国大会では)1試合でも多く戦うことが自分たちの成長につながると思うので、勝利を目指したいです。たとえ負けてしまうことになっても、悔いが残らないように1試合1試合を全力で戦いたいと思っています。
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