【第19回国際交流サッカー大会U-12前橋市長杯】決勝レポート
2015年09月24日
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川崎フロンターレU-12がPK戦を制し、2連覇を果たす!!
(文・写真●編集部)
9月19日(土)~21日(月・祝)の3日間にわたって行われた「東日本大震災復興支援 第19回国際交流サッカー大会U-12前橋市長杯」。今年は昨年も参加したFTS Australia(オーストラリア)に加え、シンガポールやマレーシア、タイなど東南アジアの国も参加し、国内と海外あわせて計48チームが集結した。その中で決勝に勝ち上がったのは、前回覇者・川崎フロンターレU-12とシンガポールスポーツスクール。
前半11分、前がかりになっていたフロンターレが中盤でボールを失うと、シンガポールがそのスキを見逃さず一気にボールをゴール前まで運ぶ。そこで落ちついてゴールに結びつけ、シンガポールが先制をあげる。
先制を許したフロンターレはスピードやフィジカルの高い相手になかなか牙城を崩せずにいたが、後半8分に右からのコーナーキックを5年生の松長根悠仁くんがヘディングでダイレクトにあわせて、同点弾をたたき出す。
その後、試合は一進一退の攻防が続き、延長戦(5分ハーフ)でも決着がつかず、勝負はPK戦までもつれこむ。シンガポールが2人はずしたのに対し、フロンターレは4人全員が確実に決め、その結果フロンターレが2連覇を果たした。
大会最優秀選手賞にも選ばれたフロンターレの甲斐翔大くんは「シンガポールは身体能力が高く、そのほかの試合も厳しい戦いが多くありましたが、その中で優勝という結果を残せてうれしかったです」と喜びをかみしめていた。
優勝を決めたフロンターレは、来月にダノンカップ世界大会に挑む。今大会、海外のチームと対戦できたことは、選手たちにとって良い経験になったようだ。ダノンカップでは世界を相手にどこまでの戦いを見せるこができるのか、楽しみである。
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