中学にあがるとどんな大会がある?
2016年02月10日
育成/環境街クラブと中体連
次に、俗に「街クラブ」と呼ばれるクラブチームがある。専門の指導者がこだわりを持った指導をしていることが多く、滋賀のセゾンFC、大阪のRIP ACE、東京の町田JFCなどは、個人技を重視した指導に定評がある。新潟の長岡ジュニアユースFCは、フットサルの大会で日本一に輝いているが、最近はフットサルの大会にも並行して参加する街クラブが増えている。
街クラブでも、チームによっては規模が小さく、参加するリーグや大会が少ない場合もある。また、Jクラブと比べると練習場の確保で苦労をしているケースが多く、地元の学校の校庭など複数の場所を借りて練習を行う場合もある。
そして、クラブチーム以外に「中体連」と呼ばれる中学校の部活動がある。中学校の場合は特に千差万別だ。青森の青森山田中、静岡の静岡学園中などは強豪の私立校。トレーニングレベルは、強豪クラブと変わらない。ただし、夏に目指す大会は「全国中学校サッカー大会」であり、中体連の中で日本一を争う。学校によっては専門の指導者が複数いるが、公立校などでは専門の指導者がいない、あるいは1人しかいないというケースが少なくない。グラウンドや審判の確保や提供が難しいため、リーグ戦などには参加していないという場合もある。
都内の公立中学校でも、主な大会は2年次の秋口に行われる東京都の新人戦と、3年次夏の全国中学校大会の都予選の二つだけという状況がある。ただし、公立校はクラブチームに比べると低予算に抑えられていることが多く、また学校の校庭を活動拠点にできるため学業後の移動がないという点ではメリットもある。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
「2025ナショナルトレセンU-14前期」参加メンバー発表!2025.05.18
-
「女子GKキャンプU-15」参加メンバー発表!2025.05.15
-
【JFA/Jリーグポストユースマッチ 関西学生選抜戦】U-22 Jリーグ選抜メンバー発表!2025.05.12
-
U-15日本代表、クロアチア遠征参加メンバー発表!2025.05.08
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-15日本代表、クロアチア遠征参加メンバー発表!
- サッカー少年が一日に消費しているカロリーはどのくらい? 子どもに必要な“食事量”とバランスの良い“食事メニュー”を知る
- 「2025ナショナルトレセンU-14前期」参加メンバー発表!
- “重心移動”をマスターすればボール扱いが上手くなる!? ポイントは「無意識になるまで継続すること」
- タイ遠征に参加するU-15日本代表のメンバーを発表!久保建英選手らが選出
- 栄養も食事量も“バランス良く”/小学校1・2年生向けの一日の食事例
- 試合を経験する機会が少ない
- 2013ナショナルトレセン 女子U-15 東日本/西日本の開催概要および参加メンバー発表!
- 【第94回全国高校サッカー選手権大会】大分/私立/大分 選手名鑑
- 指導者なら知っておきたい『GK指導』のいろは。GKが習得すべき15の技術トレーニング