「今大会最高のプレーを見せた」バルセロナを前に敗れたヴァンフォーレ甲府U-12。フィールドにいた選手たちは何を感じた?/取材レポート【3】

2016年08月27日

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016

「通用していたプレー」「もっとやれた」

 このように、選手たちには様々なことを感じていたようですが、一方で、バルセロナ相手に「通用していたプレー」はあったのかと聞くと、

「交代するまでしっかりとハードワークしてボールを追えた。(7番・保竹駿斗くん)」

「自分でドリブルを仕掛けて、抜く場面も出せた。(10番・渡邉春翔くん)」

「相手が逆サイドに展開してきても、そこでしっかり(相手を)はめれた場面もあった。(8番・天野空太郎くん)」

「味方がボールを持ったときに裏のスペースにボールを引き出す動きはできた。(9番・内藤大和くん)」

「ボールを後ろからビルドアップできるようになった時間もあった。(3番・志村ぼんくん)」

と、各々バルセロナ相手にも「通用していたプレー」を絞り出すように答えてくれましたが

「(ボールを追えたが)そこでボールを奪えなったのは残念だった。7番・保竹駿斗くん」

「バルセロナにおされている時間に出すことができなかったのが残念。(10番・渡邉春翔くん)」

「(狙い通りにボールを奪っても)マイボールになったときに相手ボールにすぐなってしまったから、そこをちゃんとマイボールにして、落ち着いて攻撃につなげられれば良かった(8番・天野空太郎くん)」

「裏のスペースにボールを引き出す動きはできたけど、決定的な場面でシュートを外してしまったのが…。(9番・内藤大和くん)」

「自分たちが良い時間には良いプレーができたけど、後半(自分たちが劣勢の時)は何も通用する部分がなかった。(3番・志村ぼんくん)」

 と、選手たちの口から出てくるのは「通用していたプレー」よりも「もっとやれた」という悔しさでした。本当に敗戦直後で悔しいなかのインタビューだったと思います。それでもこれだけしっかりと自らのプレー、チームのプレーを分析し、「世界の厳しさが知れて、もっと努力が必要だと思った。日々必要な練習をしていきたいです。(7番・保竹駿斗くん)」と、話してくれたヴァンフォーレ甲府の選手たちに『たくましさ』を感じることができました。(文・写真●高橋大地/ジュニサカ編集部)

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