「毎試合変える」。充実した戦力を持つU-16日本代表、守備の要・瀬古歩夢選手に懸かる期待
2016年09月19日
サッカーエンタメ最前線初戦のベトナム戦に大勝したU-16日本代表。今日、キルギス戦を迎える(日本時間19時30分キックオフ)。スタメンの大量入れ替えが予想されるなか、注目はDFの瀬古歩夢だ。難敵キルギスの攻撃陣を止めることができるか。
(文・写真●元川悦子)
「毎試合変える」。メンバー入れ替えを示唆した森山監督
AFC・U-16選手権(インド・ゴア)で2大会ぶりのU-17W杯出場権獲得を目指している日本。16日の初戦・ベトナム戦は大量7得点を挙げて圧勝したものの、まだB組突破が決まったわけではない。19日の第2戦・キルギス戦に連勝し、8強入りに大きく近づくことがまずは肝要だ。
そんな森山佳郎監督率いるチームは試合前日18日の15時半から、アラビア海に面したウトルダビーチに近い練習場で最終調整を実施した。雨季の現地はここまで雨の日が続いたが、この日は久しぶりの青空が広がった。
練習中に一時的なスコールは来たものの、ピッチ上の気温計が40度を超えるほどの高温となった。こうした中、指揮官は次戦に向けて「メンバーは、予選リーグは毎試合変えます。本大会決定戦に余力を残した状態で勝ち上がって、そこで大爆発したい。
その試合で一気に行けるように変えながら戦う。チーム全員にそれぞれの役割があることを忘れるな」と語気を強めていた。この熱いトークを耳にした選手たちは今一度、気を引き締めて、トレーニングをスタートさせた。
この日はアップ、2人1組のパス交換、ジグザグ走やアップなどのアジリティ強化なとの後、2組に分かれてのビルドアップ&シュート、そしてゲーム形式の練習が行われた。
ビブスをつけて主力組と思われる方に入ったのは、最終ライン右から菅原由勢(名古屋ユース)、瀬古歩夢(C大阪U-18)、監物拓歩(清水ユース)、小林友希(神戸U-18)、ボランチ・福岡慎平(京都U-18)、喜田陽(C大阪U-18)、右MF鈴木冬一(C大阪U-18)、左MF上月壮一郎(京都U-18)、FW棚橋尭士(横浜ユース)、中村敬斗(三菱養和)の10人。
初戦で2得点1アシストと活躍した久保建英(FC東京U-18)はベンチスタートになりそうだ。GKは入れ替わりながらプレーしていたが、これまで通り谷晃生(ガンバ大阪ユース)の先発の可能性が高い。
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