バスケットボールから読み解く攻撃戦術のヒント。守備ブロックを崩す“アングルチェンジ”とは

2016年09月30日

コラム

2ラインを形成する守備を崩すには

 ここまでは3対3を題材にしてきたが、では、ジュニアサッカーの8人制において、たとえば、3人に分かれて2ラインを形成して塊のようになって守備をする相手を崩すときはどう考えればいいのだろうか。

「その場合は相手がゾーンディフェンスの守備だと考えたほうがいいので、ギャップを突くことが重要です。オフェンスは、相手のディフェンスとディフェンスの間にポジションをとるようにします。バスケットボールには、2-1-2、2-3、3-2などのゾーンの形がありますが、図4の場合ならば、ボールを持つ3ポイントのシューターに対して、どのディフェンスがアプローチに来るのかを見ながら判断して、ディフェンスが引き出されて空いたスペースを次々と突いていけば理論上は攻略できます」

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相手がリング前(ゴール前)のスペースを埋めるゾーンを敷いてきたときはまずそれぞれがディフェンスの対して中間ポジションをとる。どのディフェンスがマークに行くべきか迷わせるのだ。そして図のような理詰めでゾーンは攻略できる。

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