【第40回全日本少年サッカー大会】前回大会0勝からの躍進。様々な思いを胸に挑んだ松本山雅FCの物語/ジュニサカ取材日記
2016年12月27日
大会情報初のグループリーグ突破を目前にして
しかし、今日は一転。その赤羽くんの悔し涙を見ることになりました。1次ラウンド第3戦は、引き分け以上でベスト16に進出できるという一戦。相手は強敵・サンフレッチェ広島。
幸先良く先制したのは、松本山雅でした。11分に田畑くんが仕掛けて得たPKを磯部礼恩くんがしっかりとゴールネットを揺らしました。
PKのチャンスを演出した田畑くんは佐藤寿人選手が大好きで、動きを研究しているのだそう。さらに、松本山雅FCの恒本大輔監督によると、サンフレッチェ広島相手にいいところを見せたくて気合いが入っていたそうで、しっかりとアピールに成功。
【積極的にドリブルを仕掛ける田畑葵くん】
さらにこの日は、雨の中でも田畑くんの勇姿を見ようと、兄弟やいとこが応援に駆けつけていました。
しかし、試合はその後、サンフレッチェに2点を奪われまさかの敗退。
恒本監督は試合後、「『去年は先輩たちが初めてこの全国大会に出場できました、今年は全国の舞台でまずは1勝しましよう』とみんなで予選突破しました。長野県代表でベスト16までいったのは、今トップチームでプレーしている田中隼磨選手の時だけ。その田中選手が鹿児島に来る直前の練習に来て話をしてくれて、チームとしてもなんとか予選を突破しようという中で、おそらく広島との一戦が勝負になるだろうと集中していました。
引き分け以上で予選突破できたので、引き分けを狙う戦い方も選択肢としてありましたが、『真っ向勝負で扉が開けたら最高』ということで、今までやってきたことを貫き、表現してくれました。クラブとしても次の目標が突きつけられたのかなと思います。選手たちはこれからもサッカーは続けるので、悔しさを次の糧にしてほしい」と語ってました。
今日はどうしても勝ちたかった。理由はそれぞれだが、チームで勝利を目指しひたむきプレーしてもあと一歩及ばず、大粒の悔し涙を流した選手たち。
それでも取材後は「みんな、ジュニサカデビューだぞ!」という恒本監督の一声で切り替えた選手たち。最後はみんなで思い出の記念撮影となりました。
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