頭部を負傷し倒れたF・トーレスの命救った2選手を医師が称賛「意識を取り戻すのにしたことは完璧だった」

2017年03月03日

ジュニアサッカーニュース

MADRID, SPAIN - FEBRUARY 12: Fernando Torres (l) of Atletico de Madrid reacts during their La Liga match between Atletico de Madrid and RC Celta de Vigo at the Vicente Calderón Stadium on 12 February 2017 in Madrid, Spain. (Photo by Power Sport Images/Getty Images)
(写真●Getty Images)

 現地時間2日にリーガエスパニョーラ第25節の試合が行われ、アトレティコ・マドリーはデポルティボと対戦し1-1の引き分けに終わった。この試合中、アトレティコ所属の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが頭部を負傷し病院に搬送された。担当した医師が同選手の命を救ったとして2人の選手を称賛している。2日にスウェーデンメディア『svenskafans』が報じた。

 試合開始して65分にケビン・ガメイロとの交代でピッチに登場したF・トーレス。しかし85分、浮いたボールを追っていたF・トーレスの後ろから相手選手がタックル。不意打ちを食らったF・トレースは頭からピッチに落ち、そのまま意識を失っている。

 すぐさま、近くにいたアトレティコ所属のガビとシメ・ヴルサリコがF・トーレスの舌を出して呼吸を確保する処置を行った。同メディアによると、医師は最初に「F・トーレスは意識がある。検査によって全てが正常であると明らかになった。彼は無事だ。ただ、一晩は病院で過ごす必要がある。彼は明日にも退院するだろう」と語り、F・トーレスの容態について明かしている。

 続けて「F・トーレスは数分間意識不明だった。息はしていたが、彼は全く反応しなかった。F・トーレスが意識を取り戻すのを助けるために、ガビとシメ・ヴルサリコがしたことは完璧だった」と語り、一分一秒を争う状況で咄嗟に”舌を出して呼吸を確保する処置”を行ったことが命を救うのにつながったとコメントした。

 現地時間2月25日に行われたチェコリーグの試合で、トーゴ代表歴のあるFWが相手GKの生命の危機を救ったとしてニュースとなったが、それと同じような形でF・トーレスの生命の危機を救った。

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