分析=相手チームの分析ではない!? 『ゲーム分析』の種類とその目的を知る
2017年04月13日
サッカー練習メニュー【トレーニングメニュー例】長方形パスワーク
■準備
・レベルや人数に応じて、長方形 のグリッドを作る。 (縦40m×横20mを基準とする)
・人数によって異なるが、ボールを2個使う。
・5つのグループに分かれて、色の違うビブスを着る。
■進め方
1.長方形のグリッド内でパスコントロール。
2.ボールを受けた選手は3タッチ以内、5秒以内にパスをしなくてはならない。
3.まずは誰にでもパスをしていい形を取るが、慣れてきた段階で、同じ色の選手にはパスをすることができないといったルールを加えていく。
■バリエーション
・コーチの合図にしたがって、どちらかのマーカーに向かう。
・コーチの合図に変化を加える。例えば、右・左と方向ではなく、A・Bといったように決める。
・お互い背中を向けて待機させて、コーチの合図で正面を向かせてスタートする。
・コーチが指示した選手が攻撃となる。
コーチングMEMO
長方形のグリッドで攻撃方向を意識する
グリッドを長方形にすることによって、攻撃方向を意識しながら、トレーニングを進める。タッチ数と秒数が制限されていることで、素早い判断が必要となる。ワンツーやスウィッチ などのコンビネーションを積極的に取り入れるように、選手たちに促していこう。
プロフィール
平野淳
(ひらの・じゅん)
1974年生まれ。大学卒業後、欧米へコーチ留学。UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)ライセンスを始め、イングランドオランダ、ドイツ、スコットランド、アメリカなどで指導者ライセンスを取得。横浜F・マリノスやFC東京などJリーグクラブでの指導経験だけでなく、海外でも子どもたちに指導を行う。現在、ファンルーツアカデミーの代表として、サッカーの普及活動を国内外で展開している。
【商品名】ジュニアサッカーバイブル5 小・中学生のサッカーチームをつくろう!基礎からわかる!コーチ養成講座
【著者】平野淳 ((株)ファンルーツ)
【発行】株式会社カンゼン
A5判/256ページ
⇒チームコンセプトの決め方、自チーム・相手チームの試合分析の方法、トレーニングを組むときの考え方、試合当日のコーチのあり方などを盛り込んだ、コーチ必携の書。
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカ公式Instagramはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 「2025ナショナルトレセン女子U-14前期」参加メンバー発表!
- U-16日本代表メンバー発表!【U-16インターナショナルドリームカップ2025 JAPAN】
- U-20日本代表メンバー発表。サウサンプトン・高岡伶颯や石井久継らが選出【第51回Maurice Revello Tournament】
- U-19女子日本代表メンバー発表!【SUD Ladies Cup 2025】
- U-17日本代表、スペイン遠征に参加するメンバーを発表!
- 「2025ナショナルトレセンU-14前期」参加メンバー発表!
- 長期離脱中に中心選手じゃなくなった
- 【バーモントカップ第24回全日本少年フットサル大会】秋田県大会
- 『JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12』2016年度の参加メンバー768名を発表
- 成長期におとずれる「クラムジー」に対して保護者と指導者は何をすべきか?