試合に入るための効果的なウォーミングアップとは?「頭や心も練習の準備ができるメニューが理想的」
2017年09月13日
サッカー練習メニュージュニアサッカーの現場にはさまざまな疑問や悩みがつきもの。指導者から子ども、そして保護者の方々が抱くものを、ファンルーツの指導者たちがアドバイスします。今回はウォーミングアップジュニアをジュニア年代でどう指導していくのか、2つの疑問を解決します。
(再構成・写真●ジュニサカ編集部)
Q1
練習前はどのようなウォーミングアップをすると良いですか?
頭や心も練習の準備ができるメニューが理想的
前回紹介したように、練習時には新鮮味を失わないことが必要です。また、身体のさまざまな部位を使うメニューを用意しましょう。ドリブル、パス、シュートといったいつも行う動きばかりではなく、ほどよく体をひねったり、跳んだりする運動も必要です。
たとえば、対面パスなどでもサイドから正面に足を回してもでボールを打ち返すボレーキックで股関節を動かすようにするなど、身体の動きに幅が出るような工夫があると良いでしょう。リフティングでも肩や頭などさまざまな身体の部位を使うようなメニューが良いと思います。
また、練習時には、なるべくトレーニングの主要テーマに沿ったウォーミングアップを行います。
どんな運動でもフィジカル面での準備にはなりますが、頭や心も練習の準備ができるメニューが理想的です。
たとえば、ポゼッションが練習テーマであれば「ショートパス」や「判断」を重視したメニューになるはずです。ですから、ウォーミングアップでハンドパスの運動を行ったり、多色ビブスを用いて視覚的に判断するゲームを行ったりするのが良いでしょう。
パス練習の場合、ウォーミングアップでは手を使うことをオススメします。全身運動になって心肺機能を高めやすいですし、足で行うよりもミスが少ないので効率的です。
また、1対1が練習テーマであれば「駆け引き」や「フィジカルコンタクト」を重視することになると思います。その場合は、マーカーを挟んで左右にぐるぐると回る鬼ごっこでフットワークや駆け引きの準備運動を行ったり、そのあとに押し相撲などでコンタクトプレーの準備を行ったりすると良いと思います。
カテゴリ別新着記事
ニュース
- 「FIFA×JFA ストライカー&ゴールキーパーキャンプ」参加メンバー発表!2024.10.13
- U-16日本代表メンバー発表!【AFC U17アジアカップサウジアラビア2025予選】2024.10.10
- 「JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦」参加メンバー発表!2024.10.09
- U-18日本代表、スペイン遠征参加メンバー発表!2024.10.04
フットボール最新ニュース
- 近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
- 「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
- 【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
- リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
- 前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
ADVERTORIAL
ジュニアサッカー大会『2024'DREAM CUPサマー大会in河口湖』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 「JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦」参加メンバー発表!
- U-16日本代表メンバー発表!【AFC U17アジアカップサウジアラビア2025予選】
- 「FIFA×JFA ストライカー&ゴールキーパーキャンプ」参加メンバー発表!
- U-18日本代表、スペイン遠征参加メンバー発表!
- 「2024ナショナルトレセンU-14 中期」参加メンバー発表!
- 『JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12』2017年度の参加メンバー768名を発表【変更あり】
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- 【第37回全日本少年サッカー大会】岐阜県大会 決勝レポート「2年ぶりの優勝をつかみFC城西が全国大会一番乗り!」
- 「バルサに推薦」できるほどの潜在能力。次世代の日本代表DF・冨安健洋の少年時代
- オーバーワークになっていませんか? 大人が知るべきジュニア期の「疲労回復法」