フィジカルトレーニングはジュニア年代の練習から取り入れるべき?
2017年12月14日
サッカー練習メニューQ2
実際に取り入れるとなるとどんなフィジカルトレーニングがいいのですか?
“遊び”の要素を取りいれる
すべての練習メニューにフィジカルトレーニングのエッセンスを取り入れるようにしましょう。朝から夕方までの長い練習時間のなかに高負荷のトレーニングメニューを単発で取り入れるよりも、2時間程度の練習時間のなかで、つねに子どもたちの強度が一定に保たれるトレーニングにしたほうが効果的です。
ウォーミングアップのときにはステップワークを中心にすることで、そのあとのテクニカルな練習のときにスムーズな足の運びができるようになります。サッカーは体を上下する動きもありますので、等間隔に置いたマーカーコーンの上をまたぐようなステップが有効です。あとはリズミカルな動作になるようなステップを踏んでみましょう。
ただし、強負荷になるバウンディングのトレーニングは避けましょう。この年代は特にひざや足関節の成長骨へのダメージを与えてしまうからです。
テクニカルな練習でも、必ずフットワークの要素を取り入れて行います。フィジカルトレーニングは対象年齢を意識する必要はありませんが、年齢が下がるほど、シンプルに行ったほうがよいでしょう。シュート練習のときにステップを踏んでからボールに寄るような簡単なものにしてもいいですし、図1のように鬼ごっこをしてから、コーチの合図でボールを奪い合うような遊びの要素を取り入れたフットワークとシュート練習を組み合わせてもよいでしょう。
カテゴリ別新着記事
フットボール最新ニュース
- 近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
- 「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
- 【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
- リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
- 前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
人気記事ランキング
- 「2024 JFAトレセンU-12関西」参加メンバー発表!
- クラブとともに戦い、走り続ける背番号13――。FC岐阜の永久欠番
- 「2024 関東トレセンキャンプU-14」参加メンバー発表!
- 「2024ナショナルトレセンU-14(後期)」参加メンバー発表!
- 「2019ナショナルトレセンU-12関西」参加メンバー発表!
- “早熟タイプ”はプライドの高さに注意? “晩熟タイプ”には他人との比較はNG!? 個々にフォーカスした指導を心がけよう!!
- 「JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会」で輝いた8人の選手たち/ジュニサカMIP
- 関東選抜メンバー発表!【関東トレセン交流戦U-15】
- 2015年度 ナショナルトレセンU-12関西(1/22-24開催)の参加メンバーが発表!!
- “重心移動”をマスターすればボール扱いが上手くなる!? ポイントは「無意識になるまで継続すること」