「成長痛」や「ヒザのケガ」を予防!! 体幹トレーニングで上半身を支える軸足を強化しよう
2018年01月12日
コラム木場克己先生のアドバイス!
ヒザとつま先は必ず同じ方向に
このトレーニングは軸足を鍛えるトレーニングです。中学生になるにつれて筋肉が発達し、骨と筋肉のバランスが悪くなると成長痛につながります。筋肉ができていないと、成長痛からヒザのいろんなケガにつながるので、上半身のいろんな動きに対して、下半身でしっかり支えることができる軸足を作っていく必要があります。
1. 立った状態から”前ならえ”をします。そして片足をおへそのところにまであげます。(3秒でこの状態を作ります。)
2. 次は腕をクロスしながらあげた方の足を後ろに引いて伸ばします。その時、支えている足のヒザとつま先は必ず同じ方向になるようにしてください。
3. そしたら、1の状態に戻ります。これを3回繰り返すようにしてください。
上半身よりも下半身を鍛えることがメインのトレーニングです。上半身を軸足でしっかり支えることができないと、ケガにつながります。ヒザとつま先を同じ方向に向けて、太ももの筋肉で上半身を支えることが大事になります。また、頭のブレはパフォーマンスの低下につながります。頭がブレないように、引き上げる足はおへその高さまで上げ、軸足のヒザはつま先の方向に向けて立つことが重要です。そこを意識しながらこのトレーニングをしていきましょう。
木場克己(こばかつみ)
一般社団法人JAPAN体幹バランス指導者協会代表理事。KOBA式体幹バランス協会代表。都内に9店舗のスポーツ専門鍼灸整骨院を開業し、ケガの治療やリハビリを主に行う。また長友佑都、金崎夢生、久保建英、中井卓大、池江璃花子らのトップ選手の体幹バランストレーニングを指導。ガンバ大阪ユース、サンフレッチェ広島ユースでも指導にあたる。オフィシャルサイトhttp://kobakatsumi.jp
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