“あのゴール”から始まったバルサの伝説。イニエスタがスペインで愛される理由【後編】
2018年05月21日
サッカーエンタメ最前線今季限りでバルセロナを退団するスペイン代表のアンドレス・イニエスタ。バルサで数々の栄冠を手にし、南アフリカで開催された「2010 FIFAワールドカップ」ではスペインを初のW杯優勝に導くゴールを決めました。バルセロナ、スペイン代表で多くの伝説を残してきたイニエスタが愛される理由とは。『バルサ選手のジュニア時代 家族の愛に支えられ夢を叶えた者たち』より抜粋して紹介します。
【前編】「行きたくない」の一点張りだったイニエスタ。知られざるバルサ入団の秘話
再構成●ジュニサカ編集部 著●シーケ・ロドリゲス・ガイリ 監修●浜田満 翻訳●仲野美櫻 写真●Getty Images
『バルサ選手のジュニア時代 家族の愛に支えられ夢を叶えた者たち』より一部転載
選手として大舞台で活躍
2009年、バルセロナは3冠(スペインのクラブが目指す三大タイトルであるリーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯、UEFAチャンピオンズリーグを意味する)達成の偉業を成し遂げた。三つ目のタイトルを狙ったバルセロナは、UEFAチャンピオンズリーグの準決勝でチェルシーと対戦。
第1戦をホームで引き分けた後、敵地スタンフォードブリッジで行われた第2戦でイニエスタは決勝進出を決める重要なゴールを決めた(1-1の引き分けとなったが、敵地での得点で上回ったバルセロナが大会規定により、決勝へ進み、決勝でもマンチェスター・ユナイテッドを下して優勝した)。
そして同年のワールドカップ決勝戦でも勝利を決定づけるゴールを決めた。
「私は息子が試合に出ていると、とてもナーバスになってしまいます。いてもたってもいられず、多くの息子のゴールの瞬間を見逃してしまうのです」と、とても神経質な父は話す。試合内容が接戦なときほど、彼は外へ出て一服しないと気がすまないそうだ。アンドレスの人柄とサッカーは、スペイン中のサッカーファンから愛されている。両親も愛される息子の姿を嬉しく思う。
「たくさんの人から息子が愛されるということは、父、母としてこの上ない喜びです。バルサファンからこんなにも愛され、そしてまた、ライバルからも尊敬されるなんて。アウェーのピッチで拍手が起こるのを聞くと、鳥肌が立ちます」
イニエスタはスペイン全土で愛される選手なのだ。
「ワールドカップでのゴールは、私たちの思い出の中でも最も大切な物の一つです。祖国に史上初のワールドカップ優勝をもたらし、さらに試合終了間際にゴールまで決めるとは、信じられませんでした。息子はたくさんのケガに苦しめられた後、あのゴールを決めた。その瞬間に今までの苦しかったときのことなど頭の中から吹っ飛びました。スタンフォードブリッジでのゴールも同じです。ロンドンでのチェルシー戦のあの得点は、バルサにとって重要なゴールでした」
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