バルセロナが大苦戦!世界最高峰クラブを追い詰めたFCパーシモンの守備戦術とは?/ワーチャレ取材日記③

2018年08月26日

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2018

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アーセナルFCは大会中に日本チームに適応しながら準決勝に進む!

 1試合目を見たアーセナルFCの印象は「あれ?」だった。

 日本のチームを相手にあまり効果的にボールが動かず、シュートチャンスを作るのは選手個々の独力によるものしかなかったからだ。実際にFCパーシモンとの予選リーグ1試合目はほとんどの時間ボールを支配され、彼らのビルドアップ時の一本のパスミスから1点を決めて勝ったにすぎなかった。

 しかし、そこから1試合ごとに自分たちの戦い方を作り上げていった。基本的にはビルドアップ時は丁寧にボールを回すのだが、アーセナルFCは持ち前のフィジカル的な特徴も織り交ぜ、対戦相手のディフェンスをブロックする形で効果的に縦にボールを動かす方法を日本チームに試してきた。それが粘り強く小回りが効く日本の選手を相手に出した答えの一つだった。

 アーセナルFCの前線の選手たちは体をぶつけられながらのボール扱いがものすごくレベルが高く、それは日本人選手に足らないテクニックの一つでもある。ただボールをキープするだけでなく、巧みにボールを左右に操りながらタイミングよく前を向く。さらにそこからディフェンダーと体をぶつけながら並走してボールを前に進める力強さはすばらしいものだった。

 ベスト8で対戦したヴィッセル神戸もこれに苦しんだ!

 それは何度もディフェンダーの選手たちがゴールを決められ、悔しがるシーンに象徴された。「わかっているのに止められなかった」。そんなシーンが何度も見られた。アーセナルFCは相手陣内で効果的に縦パスを入れ、それを受けたフォワードの選手を起点にさらに縦、そして斜め前へとボールを動かしながら攻撃を仕掛けた。

 前半こそ打ち合いとなり、どちらにもゴールが生まれたが、後半に入ると完全に自分たちのスタイルに自信を深めたアーセナルFCがゴールラッシュを見せて5対2で勝利した。試合後に、アダム・バーチャル監督はこう語った。

「予選リーグの最初は日本チームとリズムがかみ合わず、苦戦しました。しかし、特徴をしっかりと分析して自分たちなりの戦い方を模索していきました。それがこの結果につながったと思います」

 相手によって自分たちのスタイルに修正を加えて戦うことはサッカーの基本だ。しかし、日本のチームを見ていると「自分たちのサッカーを貫く」ことが多い。悪いことではないし、それは必要なことではあるが、一方で引き出しがなく、戦術的な戦いをしていないとも言える。

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 いよいよ今日は最終日。

「クラブ・ティフアナ×FCバルセロナ」
「JFA大阪トレセンU-12×アーセナルFC」

 唯一残った日本チームの大阪トレセンが海外の強豪クラブを相手にどのような戦いを見せてくれるのか。そこが今日の見どころだ。

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