ジュニア年代は何人制? リーグ戦、全国大会は存在するのか? 知られざるメキシコの育成事情を探る

2018年09月05日

育成を考える
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8月終盤に大阪府吹田市で開催された「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2018」には欧州の名門クラブFCバルセロナやアーセナルFCなど海外クラブ5チームが参加した。そのなかの一つがメキシコのクラブ・ティフアナである。2007年に設立されたクラブ・ティフアナはLIGAMX(メキシコ1部リーグ)に所属する強豪クラブだ。準決勝でFCバルセロナにPK戦の末敗れたが、大会を通して強さを発揮し3位に輝いた。試合後に行われた囲み取材の際、監督のイグナシオ・ルヴァルカバ・ゴンザレス監督にクラブ・ティフアナの話をはじめ、メキシコのサッカー事情について話を伺った。

取材・文●中澤捺生 写真●佐藤博之


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【クラブ・ティフアナのイグナシオ・ルヴァルカバ・ゴンザレス監督】

メキシコの強豪・クラブ・ティフアナとは?

――大会全体を通しての感想を教えてください。

「バルセロナやアーセナルなど世界トップクラスのクラブチームと対戦できたことは選手たちにとってご褒美のようなものです。対戦できることを楽しみにしてこの大会にきましたし、とても充実した大会になりました。日本のクラブと対戦できたことは貴重な経験になりました。(日本の選手は)アジリティに優れ、素早い選手がいて、メキシコにはいないタイプの選手がたくさんいました。素早い選手が(日本に)いることは知ってはいましたが、それ以上に足元の技術が非常に優れていて、こんなにもサッカーが上手い選手が揃っていると思っていなかったので衝撃を受けました。そういった選手に対してどのように対処していくのかを考えさせられたことはクラブ・ティフアナにとってプラスになりました」

――日本では知らない方が多いと思います。クラブ・ティフアナとはどんなクラブですか?

「あまり歴史が深いチームではありません。5年前にメキシコの1部リーグに上がったクラブです。そこから急成長しているチームでメキシコのカップ戦を制覇したこともあります。今の時点では(メキシコの中で)ベスト10に入るチームだと思っています」

――2007年にクラブを設立し、わずか10年程でメキシコの強豪クラブの一つになりましたが、その理由はどこにあるのでしょうか?

「クラブ・ティフアナは2部にいるときから常に1部昇格を狙えるチームでした。ここ数年の間でクラブの首脳陣が変わったことからクラブ内の雰囲気が変わって、施設等が充実しました。5年前に昇格したのと同時にサポーターが増えていったことも大きな要因です」

――選手の背番号が400番台と特徴的で、クラブ・ティフアナはトップチームから背番号が連番になっているという話をお聞きしました。それにはどういう意味がありますか?

「トップチームは1番から30番までのユニフォームを着用しています。そこからU-20、U-18、U-15、U-13、U-12とカテゴリーが下がるに連れて、どんどん背番号が増えていきます。理由としてはカテゴリーが上がるごとに背番号の数字が下がっていく、トップチームにどんどん近づいていると選手に意識させるためです」

――これはクラブ・ティフアナ独自の取り組みですか?それともメキシコ全体でそうなんですか?

「クラブ・ティフアナだけではなく、色々なチームが導入しています」

――クラブ・ティフアナの保護者の方々が試合中、熱狂的な声援を選手に送っていましたがメキシコの保護者さんは情熱的なんですか?

「(保護者の方はクラブ・ティフアナの)熱狂的なファンでいてくれています。保護者の方は自分たちの負担でチームのサポートのために一緒にきてくれることが多いです。家庭の事情でこれない限りは応援にきてくれます。メキシコ内のアウェイの試合でもサポートしてくれてるので、コーチ陣は選手に集中することができています」

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