オスグッド、シーバー病…。成長期の子どもに起こるスポーツ障害の対応法
2018年10月10日
コラム【対策すべき障害・症状】オスグッド
オスグッドはヒザの使いすぎによって起こる症状
<どんなケガ?どんな症状?>
ヒザのお皿の下の成長軟骨が剥がれる
ヒザの使い過ぎによって起こる症状です。キックやジャンプなどの際、人間はヒザを伸ばすことで膝蓋骨(ヒザのお皿)を経由して、太ももの前の筋力を足全体に伝えています。成長期は、その太ももの前の筋肉の先端(膝蓋腱)脛骨(ふくらはぎの骨)に付着しようとする時期ですが、ヒザの曲げ伸ばしの際の膝蓋腱の牽引によって過剰な負荷がかかり、成長軟骨が剥がれて痛みが生じてくるのです。成長期の子どもによく見られる症状で、場合によっては炎症が生じたり、ヒザのお皿の下にある骨が突出することもあります。
<どんなプレーで起こりやすい?>
キックやジャンプ、スプリントなどヒザの曲げ伸ばしを要する動作を繰り返すうちに、徐々に症状が進行するケースがほとんどです。
<発見の仕方>
ヒザの下に痛みを感じるようであれば、まずはオスグッドを疑ってください。
<処置の仕方>
初期段階では赤くなったり、腫れたり、熱をもったりすることはありません。痛みを訴えるようであれば、アイシングを施したり、太もものストレッチを行ってください。サッカーができなくなるほどの致命傷になる可能性は低いですが、痛みが慢性化する恐れもありますので、初期段階からのアイシングやストレッチを強く推奨します。
<予防策>
これも前2つの障害と同様に、骨の伸びに筋肉の成長が追いつかず、筋肉が常に張った状態であることが原因で起こります。特に、太ももの前の筋肉をストレッチ等で柔軟にして、予防してください。
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