子どもを「伸ばす親」「ダメにする親」

2018年10月18日

コラム

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親の「3つの習慣」が子どもを変える

1.子どもに共感してあげる

 たとえば、子どもが積み木を上手に積み上げたとしよう。「このときに親も一緒にになって、『できたね!』『やった!』と喜んであげるのです。すると、子どもはより大きく達成感を感じることができて、頭の中の喜びのホルモンがたくさん分泌されます。そういう脳の思考回路がどんどん発達していきます。

 脳科学の本を書かれている林成之先生が『同期発火』という言葉を使われていましたが、子どもが最初はつまらないと思っていることも、親が楽しそうにしていると子どもは親の反応を敏感に感じ取り、同じように脳が楽しいように反応し始めるものなのです」

 逆に、子どもが何かを成し遂げたタイミングにもかかわらず、親が「ふーん」などと実にそっけない反応していると、子どもは『あまり喜んでくれていないな』と思うものです。感情の表現の仕方がわからなかったり不器用だったりする人は知らないうちに子どものやる気を奪い取っているので注意したい。

2.子どもを否定する前に共感する

 たとえば、子どもが「このおもちゃ買って」と言い出したとする。親としてはつい「ダメ、また今度ね」と軽くあしらってしまいがちだが、すぐに否定せずに、まずは共感の言葉がけが大事だという。「すぐに『ダメ』と言いたくなってしまう場面でも、否定をする前に、『このおもちゃ買って』と子どもがねだったときに、『あなたはこれが欲しいんだね』と共感を示してあげてから、『でも、今日は買えないんだよ』と続けるのです。

 いきなり否定してしまうと、子どもは『自分は認められていない』と受け取る可能性があるので、否定する前に共感というワンクッションを入れましょう。これは大人同士でも同じで、私が意識していることですが、誰かから質問があったとき、答える前に『こういう質問ですよね?』と繰り返してあげると、質問者は『ちゃんと自分の質問は尊重されているんだな』という感覚になるのでコミュニケーションがうまく進みやすくなります」

3.子どもの心を決めつけない

 少年サッカーの試合にも勝ち負けの結果が出る。子どもが試合に敗れた直後、表情が沈んでいる場面があったとしよう。「子どもが心底悔しがっているのがわかるのであれば、『悔しいよね?』と寄り添うことは自然でいいと思います。ただし、子どもが本当に悔しがっているかどうかわからないときでも、親が一方的に『悔しいよね?』と子どもに親の感情をぶつけてしまうのはどうでしょう。感情の主体は誰にあるのか。子どもにも感情があれば、人格もあれば、価値観もあります。まずそれを親として尊重してあげる必要があります。尊重してあげるという行為自体も、子どもへの共感を示すことになります」
 
 以上が大きなポイントになるが、これらを日頃実践できていない心当たりがある人は気を付けたほうがいいだろう。
 
 池江さんは「こういう記事を読んだときに『自分は関係ないな』『これを誰々にやらせよう』などと真っ先に思ってしまう人ほど気を付けたほうがいい」という。まずは何よりも我が身を振り返る。そういう素直さ、謙虚さこそが、子どもと接するときの姿勢として出る。「その素直さをもって、親がまず子どもの言葉をちゃんと受け取っていると、子どもはすべてを受け入れてくれる人に対して心を開きやすくなり、子どもも親の言葉をしっかりと耳に入れるようになります」

子どもを伸ばすために意識したい親の習慣

1.子どもに共感してあげる
子どもが何かを達成したときに親も一緒に「やった!」と共感をしてあげると、子どもに喜びのホルモンがより分泌され、脳の思考回路がどんどん発達していきます。

2.否定する前に共感してあげる
子どもが駄々をこねても、真っ先に否定せず、一度受け入れる 『共感』を示してから否定するようにします。すると子どもは自分を否定されているという感覚になりません。

3.子どもの心を決めつけない
子どもにも感情や、人格や、価値観があります。親が自分の感情を押し付けることなく、子どもを尊重する姿勢そのものが、子どもへの共感を示すことにつながります。

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