「認知・判断・実行」はどう鍛える? 良いプレーは“考える”ではなく”選ぶ”

2018年11月12日

コラム

「止める・蹴る」トレーニング①

「判断を伴うパス&コントロールロンド」

【トレーニング方法】
①A選手がB選手へパスをしてスタート。DFの選手は、パスを受けるB選手へプレッシャーをかけてもかけなくてもかまいません。
②B選手は、寄せてくるDFの位置や状況を判断して、C選手へパスを出します。
③C選手はB選手からのパスを受けて、D選手へパスを出せれば成功です。この動きをローテーションで繰り返します。

【ポイント】
・B選手はボールを受けるときに、DFが速く寄せてくればコントロール、もしくはワンタッチでC選手へパス。DFの寄せが遅ければ、ドリブルで引きつけてからC選手へ出すなど、B選手の判断が重要です。
・DFが寄せてくる位置、パスを受ける位置などによって、B選手のトラップする位置は変わってきます。 次のプレーに移行しやすいプレーを選択しましょう。

図1のコピー

「止める・蹴る」トレーニング②

ロンド(7対2)

【トレーニング方法】
6人で鳥かごを作り、1人は真ん中にポジションを取ります。鬼は2人を配置し、常に2タッチ以内でボールを回していきます。ただし、パスをくれた選手へのリターンパスは禁止です。

【ポイント】
・ボールの位置から考えて、一番自由にプレーできる 選手、ボールから遠い位置にいる選手が動き、ボー ルを持っている選手がパスを出しやすいポジションを取りましょう。
・常にステップを踏み、すぐに体の向きを変えられるようにしておきましょう。

図2

「止める・蹴る」トレーニング③

パスコンを応用したクロスからのシュート

サイドからクロスを上げる選手がフリーになる状況を作り出すためのトレーニングです。サイドの選手へパスを出す選手が、相手DFが寄せて来ているか、そうでないかを判断することがポイント。トレーニング①と同じく、DFが速く寄せてくればワンタッチ等でパスを出し、寄せが遅ければドリブルで引きつけてからパスを出します。的確な判断で、サイドの選手がボールを受けやすい状況を作りましょう。

「止める・蹴る」トレーニング④

フィールドを3分割した5対5のゲーム

フィールドを横に3分割し、相手ゴールに近いエリア、ミドルゾーン、自陣ゴールに近いエリアに分けます。5対5でゲームを行い、ゴールが決まれば1点ですが、各エリアの境目のラインをパスを受けた選手がワンタッチコントロールで越えられれば、ゴールに加えてさらに1点が追加されるというルールです。チーム全体での状況判断が求められます。


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