イニエスタは「ヒジの使い方」がうまい! “小さくても勝てる”選手のカラダの使い方とは

2019年06月16日

フィジカル/メディカル
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ドリブルしながら周囲を見渡すには?

レロイ・サネ

Manchester City v Hull City - Premier League

 18歳でプロデビューを飾り、弱冠20歳にしてイングランドの強豪、マンチェスター・シティに移籍したドイツ代表MFです。左利きのアタッカーで、独特なリズムのドリブルと強力なシュートでゴールを奪います。見た目は華奢なようにも見えますが、身体操作が非常に優れている選手の一人です。

 適度に力が緩んでいるので、キックの瞬間に手が半分だけ握られたような形になっています。

 キックのインパクトの瞬間、胸椎を中心に上半身が大きく丸まっていることがわかります。


ラヒーム・スターリング

Manchester City v Tottenham Hotspur - Premier League
 スピードを武器に敵陣をかき回すイングランド代表のアタッカーです。17歳という若さでデビューし、現在はマンチェスター・シティに所属しています。大きく胸を張り、いつでも加速できる姿勢が特徴的で、身長は大きくありませんが、DFとぶつかったときにも倒れずに前進することができます。

 ドリブルの最中でも、上半身が猫背になることなく、顔を上げて常に周囲を見渡すことができます。

 サネと同様に胸椎を中心とした上半身のしなりがやわらかく、チーターのようにクネクネした動きで、緩急をつけたドリブルを繰り出すことができます。


ハビエル・マスチェラーノ

Brazil v Argentina - 2018 FIFA World Cup Russia Qualifier

 かつてリバプールやバルセロナに所属した元アルゼンチン代表MFです。身体を張り、ピッチの広範囲をカバーする守備が特徴的な選手で、相手と競り合っているときや、タックルの瞬間も、体を緩める/固める操作を自在に行うことができ、相手からボールを奪い取ります。

 相手にタックルを当てる瞬間も、上半身は程よく力が抜けています。グッと力を込めるよりも、緩んだ状態で当たった方が、相手に与えるインパクトは大きいのです。

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