U-12からU-18に何人残れるか?「川崎フロンターレの軸となっていかなくちゃ」大田和直哉監督が取る勝負と育成のバランス【全日本U-12サッカー選手権コラム】

2026年01月05日

育成/環境

「俺らがフロンターレの軸となっていかなくちゃいけないよ」

 世の中の監督の頭を悩ませる出来事の一つが主力選手の離脱だが、大田和監督は「そうなったら『別の子を本番で試せるチャンスじゃん』と思ったり。それで勝てなかったらしょうがない。育ててなかった俺が悪い」と考えてきたという。

 育成年代では目先の勝利にこだわりすぎないことも大事。では大田和監督は勝負と育成のバランスをどこに置いているのか。

「今僕が見てる子たちが、何人、ジュニアユース(U-15)じゃなくてユース(U-18)に残れるかっていうところの結果を僕は楽しみにしてるので。今3年目で一番最初に教えた子たちが中2、来年中3なんで。そこで自分の中でひとつ結果が出るというか、楽しみにしている部分です」

 現在川崎はU-15について生田と等々力の2チームを運営している。U-15には「いわゆる外部から入ってくる子の方が多い」現状がある話す大田和監督は「そこで残らなくちゃいけない。僕はユースのスタメンに何人ジュニアの子が出てるかっていうのも見ていて、今年は結構ジュニアの子が出てる」と話す。そしてU-12の教え子たちにそうあるべきだと話しているという。

「子どもたちには『俺らがフロンターレの軸となっていかなくちゃいけないよ』っていう話は常々している。そうなれるかを楽しみにしてます」

 全国大会での経験が選手たちにどんな成長をもたらすのか。そしてどんな選手になっていくのか。その関門の一つであるU-18に何人上がれるのか、大田和監督は楽しみにしていると話した。

 なお、準決勝敗退の試合後。泣きながら保護者やサポーターに感謝の言葉を伝える下地勇人の挨拶を見てもらい泣きし、自らの挨拶で号泣した。大田和監督はそんな自らに驚きつつ「この歳でこういうエモーショナルな体験できることに感謝したいし、まさか負けて泣くなんて、涙出るなんてちっとも思ってなかった」と話した。そして「子どもが生まれたぶりに泣きましたね」と選手たちとの絆の深さを述べている。

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