バーモントカップの前哨戦『第8回malva championship2019』はブリンカールが優勝!!
2019年08月05日
ジュニアサッカーニュース
取材・文●石沢鉄平 写真●ジュニサカ編集部
組織的守備でフウガのピヴォをシャットアウト
いよいよ今週10日から開幕するバーモントカップ(全日本U-12フットサル選手権大会)の前哨戦『第8回malva championship2019』が3日、沼南体育館(千葉県柏市)で行われた。バーモントカップに出場する4チームを含む全6チームが参加し、ブリンカールが決勝でフウガドールすみだエッグスを4-0で退け優勝した。
フットサルクラブ同士の顔合わせとなった決勝は、ブリンカール、フウガドールすみだエッグスともにフットサルコートを熟知した絶妙なポジション取りでお互いチャンスを作らせない。徐々にブリンカールがフウガドール陣内でプレーする時間帯を増やし、前半に先制点を決める。その後も終始ブリンカールのペースが続き、“ゴラッソ”な鮮烈ミドルを突き刺すなど、最後まで攻守に隙を見せることなく前哨戦を制した。
同決勝のハイライトは予選リーグ、決勝トーナメントでパワフルなプレーを連発したフウガドールのピヴォをブリンカールが組織で完全に抑え切った点に尽きる。右足の甲を傷め、決勝はベンチで戦況を見つめたブリンカールのキャプテン・宮川陸斗君は、「イタリアに行ってデカい選手を相手にして、組織でディフェンスすることを覚えました。うまく背後から取りにいけていたと思います」と胸を張った。
ブリンカールは今週末のバーモントカップに愛知県代表として出場し、2015年以来となる夏の王者を目指す。古居俊平監督は「2015年は爆発的な個があったが、今年は飛び抜けた選手はいない。その分、連携、連動という面は高いレベルにある」と、“19ブリンカール”を表現する。とはいえ、筆者から見れば十二分に“個”は感じられた。夏の頂上決戦を盛り上げるチームの一つであることには違いない。
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカ公式Instagramはこちら
>>ジュニサカ公式Youtubeチャンネルはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
- 「2024ナショナルトレセンU-14(後期)」参加メンバー発表!2024.11.14
- 「Jヴィレッジチャレンジ 2024 powered by シント=トロイデンVV」が開催!2024.11.14
- U-19日本代表、メキシコ遠征参加メンバー発表。湘南ベルマーレ・石井久継も選出で10番を背負う!2024.11.08
- 「U-16日本代表候補 国内トレーニングキャンプ」参加メンバー発表!2024.11.07
フットボール最新ニュース
- 近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
- 「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
- 【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
- リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
- 前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
人気記事ランキング
- 「2024ナショナルトレセンU-14(後期)」参加メンバー発表!
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 関東選抜メンバー発表!【関東トレセン交流戦U-15】
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- 出場機会をどう生み出すか。「3ピリオド制」のメリットとデメリット【5月特集】
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【西日本】
- ビルドアップ能力を自然に高めるスモールサイドゲーム。スペインで行われるトレーニングデザインとその意図とは
- 「フットサルって足下がうまくなりますよね」。それだけじゃないメリット “重要な決断” が繰り返される価値とは【8月特集】
- すぐに「痛い」と言い出す息子…。
- 【第37回全日本少年サッカー大会】三重県大会 決勝レポート「最後まであきらめない気持ちで試合終了間際に得点した、大山田サッカースポーツ少年団が優勝!」