U-12からU-18に何人残れるか?「川崎フロンターレの軸となっていかなくちゃ」大田和直哉監督が取る勝負と育成のバランス【全日本U-12サッカー選手権コラム】

2026年01月05日

育成/環境

2025年12月26日から29日の4日間で、「JFA第49回全日本U-12サッカー選手権大会」が鹿児島県で行われた。神奈川県代表の川崎フロンターレU-12は、サッカー日本代表の板倉滉や高井幸大らを輩出している強豪。このチームを率いる大田和直哉監督が勝負と育成のバランスを取ることで、選手たちは全国の舞台で貴重な経験を積んでいた。

●取材・文・写真:江藤高志


通常とは違うスタイルで勝ち取った全国への切符

 第49回全日本U-12サッカー選手権大会準決勝敗退後の涙の理由を「コンタクトが」との冗談でごまかした川崎フロンターレU-12の大田和直哉監督は、監督就任3年目で経験した初めての全国大会を選手目線で振り返った。

「想像してないことがたくさんある中で、彼らがこの先のサッカー人生で必要な経験が色々と積めたかなと。全国大会ってこういうとこなんだよって。やっぱり、まだまだチームとしてもクラブとしてもうまくなんなくちゃいけないっていう思いがあって、それを本当に実感できたと思います」

 逆に言うと、全国に出なければ経験できなかったこともたくさんあったはず。その経験を子どもたちに積ませることができたのは県大会決勝で勝負に徹したからだ。

「1年目、2年目も決勝で負けていて。3度目のチャンスで。特に今年は現時点で相手の方がやっぱ力が上だと感じたので、相手の嫌なサッカーをするっていうことに徹しました」

 通常のスタイルとは違うサッカーで臨んだバディーとの大一番で、選手たちは自分たち本来のサッカーとの違いを吸収。勝利できたのは大田和監督の年間を通した指導があったからに他ならない。

「今年1年フォーメーションやメンバーを固定してなかったので、臨機応変に対応できる能力があった。今までやったことないサッカーなのに、やりたいことがパッと出たのは、収穫だったかなと」

 そんな選手たちの適応能力の高さは全国の舞台でもいかんなく発揮された。

カテゴリ別新着記事

お知らせ



school_01 都道府県別サッカースクール一覧
体験入学でスクールを選ぼう!

人気記事ランキング

おすすめ記事


Twitter Facebook

チームリンク