「楽しい!」「できた!」を積み重ねて子どものやる気のスイッチを入れよう!(後編)

2014年03月30日

コラム

前編に続き、あなたのお子さんの〝やる気を引き出すスイッチ〟についてお話しします。キッズコーチングの専門家・竹内エリカ先生に、子どものやる気を引き出すために親ができることについて伺いました。

文●杉山梢 写真●佐藤博之

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.30秋号』P132-135より転載

(前編はこちらから)


伝わりやすい言葉で子どもの行動を促す

 あるダンス教室の先生は、生徒に対して口ぐせのように「集中しろ!」と注意していました。生徒たちはこう言われるたびに固くなり、萎縮していました。

 あるとき、生徒さんのひとりに「集中するってどういうことだと思う?」と聞いたところ、「先生の言うことを聞くこと」と答えました。

 先生は「よそ見をするな」と言いたかったようなのですが、その子には真意がまったく伝わっていなかったのです。

 子どもは言われたことを必ずやります。しかし、なんとなく行動していることが多いので、してほしいことがあれば、わかりやすい言葉で、具体的に指示を出してあげる必要があります。

 ダンス教室の例でいえば、子どものよそ見を防ぐには、壁にシールを貼って「ここを見てね」と具体的な指示を出します。そうすれば、子どもは必ずシールを見てくれます。

 この点に注意して具体的なアクションを10個考えたら、その中で、できそうなことから実行に移します。

やる気スイッチ002

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