【第38回全日本少年サッカー大会】宮城県大会 決勝フォトレポート&大会結果「県内強豪を次々に倒して8年ぶりに勝ち取った全国大会への切符」

2014年06月23日

大会情報

県内強豪を次々に倒して8年ぶりに勝ち取った全国大会への切符

2014全少宮城001

(文・写真●小林健志)

6月22日、小雨がぱらつく中ユアテックスタジアム仙台にて「第38回全日本少年サッカー大会 宮城県大会」3位決定戦、決勝が行われた。

決勝進出したのは今大会初優勝を目指す「塩釜FCジュニア」(以下塩釜)と、8年ぶり2回目の優勝を狙う「ACジュニオール」(以下ジュニオール)の2チームとなった。

試合は立ち上がりから、ジュニオールが積極的に前へ出る展開。そして前半6分、ジュニオールは中盤でこぼれ球を拾った廣澤偲音くんが右足ロングシュート。これが相手GKの頭上を越えてゴールに突き刺さり先制した。

塩釜も14分ゴール右で兼田雅史くんのグラウンダーのフリーキックがゴール左隅を突き刺し、同点に追いついた。このまま前半終了するかと思われた20分、ジュニオールはまたも廣澤くんが右足ロングシュートを決め、客席を大いに沸かせた。

再度リードを奪ったジュニオールは後半もしっかりとボールをつないで多くのチャンスを作り、優勢に試合を進め1点のリードを守りきって試合終了。2-1で8年越しの歓喜を味わった。

試合後ジュニオール内田桂太郞監督は選手を集め、涙ぐんだ。県内強豪を次々に倒して8年ぶりに勝ち取った全国大会への切符に喜びはひとしおだった。

■ACジュニオール 内田桂太郞監督のコメント
8年ぶりでその間に決勝で2回負けていて、久しぶりに決勝で勝てました。この代は4年生大会で優勝しましたが、昨年11月新人大会で敗れました。この半年遠征などで強化を図り、きつい練習をしてきて子どもたちもご家族も苦労した中でこういう結果が出たので感極まりました。今日は塩釜さんに気持ちとフィジカルで勝つんだ、と前からボールを奪いに行かせました。全国の舞台でも先輩達を超えるベスト8を目標にやっていきます。

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