【第39回全日本少年サッカー大会】宮崎県大会 決勝フォトレポート&大会結果「粘り強い守りで接戦を制す! セントラルFC宮崎が初の全国へ」
2015年11月24日
大会情報粘り強い守りで接戦を制す! セントラルFC宮崎が初の全国へ
(文・写真●照屋盛義)
昨年まで屋内の木の花ドームが会場だった「第39回全日本少年サッカー大会 宮崎県大会」の決勝は、今年は宮崎県の最南端にある串間市の陸上競技場で行われた。11月22日(日)の決勝は、連覇を狙うアリーバFC(以下、アリーバ)と、4回目の参加で初めての頂点を目指すセントラルFC宮崎(以下、セントラル)の顔合わせになった。
前半は、セットプレーとドリブルでアリーバが攻め込む場面が何度も見られた。しかし、なかなか得点できない。15分過ぎからセントラルが盛り返して、前半を終える。
後半、アリーバが積極的に攻めて、キーパーと1vs1の場面を作るものの、決めきれない。セントラルもFKがバーに嫌われるなど、あと一歩が足りない。守りの好プレーもあり、互いに決め手を欠いたまま、試合は10分間の延長戦へ。その延長戦でも得点はなく、勝敗はPK戦で決めることになった。
先攻のセントラルは1人目が止められる。しかし、アリーバの2人目が止められて、1-1のタイスコアで迎えた3人目。セントラルが成功し、後攻のアリーバが外して、ようやく勝敗が決まった。
「連覇は難しい」ともらしたアリーバの日高監督は、前半に得点できなかったことを敗因の一つにあげた。
セントラルは、最終ラインでの粘り強い守りが勝利を呼びこんだ。川横監督が掲げる「粘り強さと、あきらめない心」を武器に、初の全国に挑む。
■セントラルFC宮崎 川横峰大監督のコメント
(押される時間はあったものの)身体を張って、最後まであきらめずに守り切っていたし、選手たちの戦う姿勢がよく出ていたので、安心して見ていられました。アリーバは個の技術がしっかりしていて、突破力がある。でも、粘り強く守っていれば、チャンスが生まれる。PK戦は、試合中はまったく考えていませんでした。ただ、準々決勝のPK戦でも1人目が外して、それから止めて止めてという形だったので、キーパーを信頼していました。(初めての全国大会に向けて)1ヶ月ぐらいで急に伸びることはないので、粘り強くがんばりたいと思います。
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