FCパーシモンが3連覇を達成!! 昨年決勝と同一カードを制し、3度目の全国へ/バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会
2017年05月02日
バーモントカップ第27回全日本少年フットサル大会4月30日(日)、『バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会 神奈川県大会Jは県立体育センター(神奈川県藤沢市)で決勝があり、FCパーシモンU-12(以下、FCパーシモン)が多摩区FC U-12(以下、多摩区FC)8-0で破り、3年連続3回目となる優勝を決めた。
文・写真●山本浩之
圧倒的な攻撃力を誇ったFCパーシモンが3連覇を達成!
FCパーシモンが先制したのは前半3分のこと。多摩区FCの堅守の隙を突いて、左サイドから折り返したボールを16番・矢越幹都くんが押し込んだ。「決勝戦は一番勝ちたかった試合だったので、気持ちを込めてシュートを打ちました。先制点のあとはチームのリズムが変わりました」そんな矢越くんの言葉通り、FCパーシモンが大量得点の口火を切るゴールとなった。
4分には6番・園田渓太くんがたて続きに2ゴールを決めると、4番・新堀翼くん、16番・矢越幹都くん、5番・戸村允是くんとゴールラッシュを見せ、FCパーシモンは前半を6-0で終えた。
後半になると、、FCパーシモンは多摩区FCの激しいプレッシングに苦戦。前にボールを進めることができなかったが、5分になって、またしても16番・矢越幹都くんがゴールネットを揺らした。「後半は点が入らなかったので、遠くからでもシュートを打とうと心掛けていました。入って良かったです!」と矢越くんは話す。この後、FCパーシモンは13番・増田遥希くんと2番・清沢翼くんのコンビネーションで1点を追加すると、多摩区FCの反撃をかわし、8-0で3年連続となる全国大会の進出を決めた。
FCパーシモンでキャプテンをつとめる4番・新堀翼くんは多摩区FCとの決勝戦をこのように振り返る。
「先輩たちが2連覇しているので、それを追いかけて3連覇を目指して頑張りました。今日は決勝の前に厳しい試合があったのですが、決勝は気持ちも高まっていました。点を取ることによってチームがムードに乗ることができて失点しなかったと思います」
前回大会では全国3位という成績を収めたFCパーシモン。今大会では、さらなる飛躍が期待される。最後に新堀くんは、全国大会に向けて、こんな思いを話してくれた。
「去年の夏、全国大会という大きなステージで活躍している人たちを見て、そこに自分たちも出て活躍できるように今まで練習してきたので、その成果を発揮したいと思います。全国大会では、まず自分のプレーの良さを出しながら、みんなで楽しんで試合ができたらいいと思います!」
■優勝 FCパーシモンU-12 青木裕監督のコメント
子どもたちには、本当に単純なキーワードだけを伝えていたのですが、決勝では見事に表現してくれました。フットサルの練習は月に2回しかやりませんが、中学1年生になった去年のメンバーが、トレーニングマッチに付き合ってくれたこともあります。彼らのサポートによって、今年の選手たちは自信をつけることができ、決勝の舞台でもゆとりをもってプレーができたと思います。今回3連覇を達成できたのは、こうした前の代の経験値が、チームに積み上げられているというのが大きいですね。去年は全国大会での目標をベスト4に設定して、3位に入ることができました。だから今年は、子どもたちに優勝を狙うように伝えるつもりです。
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