コラム

久保建英にとっての「戦い」。自分を見つめ、自分を高める16歳が挑む“2度目”のW杯

2017年10月08日

U-17W杯がインドで開幕を迎え、日本代表は8日にホンジュラス代表とのグループステージ初戦に臨む。今大会のキーマンと目される16歳の久保建英は、自身2度目の世界の舞台に向けて何を思うのか。彼が考える成長、そして自分との戦いが意味するものとは何だろうか。

取材・文・写真●舩木渉【グワハティ】、Getty Images、 


SUWON, SOUTH KOREA - MAY 24: Takefusa Kubo #20 of Japan in action during the FIFA U-20 World Cup Korea Republic 2017 group D match between Uruguay and Japan at Suwon World Cup Stadium on May 24, 2017 in Suwon, South Korea. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)
【U-20W杯にも出場した久保建英。今度は同世代の仲間たちとU-17W杯に挑む】

U-20W杯で味わった悔しさから4ヶ月、再び世界の舞台へ

「こういう思いは本当に…これから先何度もあると思うんですけど、本当にこれを最後にしたい」

 U-20W杯の決勝トーナメント1回戦、ベネズエラに敗れた後、久保建英が絞り出したこの言葉がずっと頭の中に残っていた。

 さらに「(U-17W杯は)まだ先の話なんですけど、選ばれたらこういう思いはしたくないので、もっともっと努力したい」と続く。そのU-17W杯が、いよいよ始まろうとしている。

 U-17日本代表の森山佳郎監督は、W杯に向けた招集メンバー発表会見で「(U-20W杯が)終わってすぐ聞いたら、『絶対にやります!』と言ってきました。『どうしようかな…』といういくらいだったら、上(の世代)でやればいいと思っていましたが、彼からはこの大会で主役になって、U-20のリベンジをしたいという強い思いを感じました」と、久保について話していた。

 背番号7を任された16歳にとって、インドでの世界一をかけた戦いは、強く望んで掴み取った大舞台である。その初戦、ホンジュラスと相対する重要なグループステージの第1戦は8日に行われる。

 もう「元バルセロナ」という肩書きで注目された「久保くん」と呼ぶべきではないのかもしれない。取材に応じる姿は落ち着いており、思春期をとうに終え、大人として成熟したプロフェッショナルの雰囲気を漂わす。彼自身、チームの他の誰かに言及する時に必ず「〇〇選手は…」と敬称をつけて、周囲へのリスペクトを忘れない誠実な青年であり続けている。

 U-20W杯から帰国した直後、FC東京U-23の一員としてJ3の試合に出場した久保のプレーには少しの迷いが見られた。世界の舞台で感じた課題をどうピッチ上のプレーに落とし込み、自分の成長につなげていくか必死に模索しているように感じられた。

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