メッシがいないバルサは最強か?
2013年02月15日
サッカーエンタメ最前線メッシはカンテラでは作れない
メッシは確かにカンテラで育った選手だが、カンテラの指導者を含めて誰もが、
「メッシは例外で作れない選手だ」
と、話していた。チャビやイニエスタは生み出せるかもしれないが、メッシはカンテラでは作れない。チャビ、イニエスタも持って生まれた天分があるが、メッシの場合はそれが図抜けているからだろう。

写真●Kazuhito yamada/Kaz Photography
メッシの特殊性は、スピードとテクニックが非常に高いレベルで融合していることだ。瞬間的な加速力は生まれつきの筋繊維の割合が決定的なので、これだけでも希少価値なのだが、ボールを扱いながら速いことがより重要である。
ボールを持ってトップスピードで動きながら目がブレていない。速く動けば視界は限定され焦点が合いにくくなる。ところが、メッシの場合は近くも遠くもよく見えている。対峙する相手の体重移動や出てくる足が見えているし、逆サイドで裏へ飛び出そうとしている味方も見える。感覚的なものもあるのだろうが、ハイスピード下でも焦点が合う目を持っているのではないだろうか。
破壊力抜群のドリブルは、ほとんどフェイントは使っていない。
相手に突っかけて、身構えた瞬間に左右どちらか(主に左方向)にボールを動かしてすり抜ける。相手が止まった瞬間に、スピードと方向を変化させるシンプルな抜き方だ。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
【FIFA U-20ワールドカップチリ2025】U-20日本代表メンバー発表。石井久継や高岡伶颯らが選出!2025.09.17
-
U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】2025.09.08
-
U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!2025.09.08
-
フットサル日本代表メンバー発表!【AFCフットサルアジアカップインドネシア2026予選】2025.09.05
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- “いい選手”は「2つのラインの交点に立つ」。ポジショニングに必要な「ボールなしペアリング」とは?
- U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】
- 【FIFA U-20ワールドカップチリ2025】U-20日本代表メンバー発表。石井久継や高岡伶颯らが選出!
- 町クラブから選抜された選手たちがスペインで武者修行!バレンシアやビジャレアルなどと対戦
- U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!
- 縦割りの練習、危なくない?
- キッズ年代から取り入れたい! バランス感覚と判断力を伸ばす効果的トレーニング術【前編】
- 【第39回全日本少年サッカー大会】決勝大会 ジュニサカ取材日記②「地元で“全少”初開催! 鹿児島県代表・飛松FCの挑戦!!」
- 東京都伝統の『TOMAS CUP』で輝いた5人の選手たち!/ジュニサカMIP
- 指導者たちに聞く!現代の環境の中で求められる指導法とは/座談会企画<後編>