【運動会シーズン直前特集】100m日本記録保持者、現在甲南大学准教授の伊東浩司さんに聞く!! 1時間で速くなる快足トレーニングとは?
2013年05月09日
コラム5月や6月は小・中学生の運動会シーズン――。
いよいよ、待ちに待った運動会。日ごろの練習の成果を試すときです。
一等賞を取りたい、タイムを縮めたい、そんな人のために、100m日本記録保持者で現・甲南大学准教授の伊東浩司さんが1時間で足が速くなるトレーニングを紹介します。
短時間であっても念入りに的確なトレーニングを行うことで、子どもたちが持っている本来の能力が発揮できるでしょう。
step1 四股立ちでストレッチしてみよう
ヒザを曲げて腰を落としを大きく動かす
ストライド(歩幅)を広げ、股関節を大きく動かすためのストレッチです。
両足のつま先の角度が180度になるように足を開き、ヒザを曲げて腰を落とします。背すじを伸ばし、目線をできるだけ固定しましょう。特に股関節の動きを意識してください。横から見たときに、ヒザがつま先よりも前に出ないことが重要です。
◆トレーニング1 上下動
股関節の動きを意識しながら、体を上下に動かす。基本姿勢を保ったまま、背中が丸まらないように注意しよう。
10~15回
◆トレーニング2 横揺れ
体を左右に移動させる。実際に走っているように、カカトからの着地をイメージしてリズミカルに行う。
左右10回ずつ
◆トレーニング3 肩入れ
肩甲骨や腕振りの動きを意識して、交互に肩を入れる。上半身は体の中心から動かさないように注意しよう。
左右10回ずつ
step2 肩回しをやってみよう
肩甲骨の動きを意識して、腕を大きく振る
速く走ることと腕振りには、大きなかかわりがあります。単にヒジを振っているだけでは、スピードはアップしません。腕振りの力をスムーズに足へと伝えることが重要です。ここでは、理想的な腕振りを覚えるための、肩回しの運動を行います。肩甲骨を動かすイメージで、できるだけ大きく腕を振りましょう。
◆トレーニング1 肩前回し
ヒジを振るのではなく、肩甲骨を振ることを意識する。肩が耳に触れるくらい、大きく動かしてみよう。
10~15回
◆トレーニング2 肩後ろ回し
背すじを伸ばし、腕を後ろに回す。腕が後ろに来たときに、肩甲骨が内側に寄っていることがわかる。
10~15回
◆トレーニング3 両肩回し
左右の腕を違う方向に回す。ヒジを曲げず、頭の上で両手を交差。肩甲骨を無意識に動かせる。
10~15回
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