育成年代の先駆的サッカースクール、 クーバーコーチングが教えるボールマスタリーとは?
2013年06月07日
コラム効果その①「柔軟性を養う」
試合中、ボールを思ったとおりに扱う能力を身につけるには、ボールマスタリーのエクササイズが不可欠です。実際、ボールを意のままにあやつるには、足首・ひざ・またの関節を柔軟に使いこなすことが必要です。
例えば下の図(プルプッシュ)の動きでは、左の写真の場合、ボールを足の裏で引くときに足首が垂直になっています。右の写真では、次の段階としてボールをインステップで前に出そうと、足首を水平にし、つま先を地面の方へ向けています。こういった足首の曲げ伸ばしが、柔軟性を高める動きになってきます。
効果その②「コーディネーション能力の向上」
「コーディネーション能力」とは、目的や状況を五感(神経系)で察知して、体や足を巧みに連動させる能力です。「反応」「定位」「連結」「変換」など7つの種類がありますが、バランス感覚やリズム感覚、もしくは物事に対して判断し、体や足を動かす感覚などと理解すればわかりやすいかもしれません。
神経系が特に発達する時期のキッズ年代では、これらの能力の習得が非常に重要であると考えられています。ボールマスタリーのメニューはすべて、このコーディネーション能力を発達させるものになっています。
右足や左足、ひざ、足首などの関節などを連動してバランスよく使えるようになることで、コーディネーション能力は高まります。ボールマスタリーの各トレーニングは、両足を同じように使って反復練習を行うので、右足と左足のバランスが良くなります。正しい動きで反復練習を行うことは、テクニックの習得や、コーディネーション能力がアップすることにつながってきます。
「クーバー・コーチング」による
ひとりでできるキッズ向け練習メニュー集!
著者:アルフレッド・ガルスティアン チャーリー・クック
発行:株式会社カンゼン
試合で使えるパスやフェイント、正確なファーストタッチを身につける!「世界No.1」と呼ばれる育成メソッド「クーバー・コーチング」から学ぶひとりでできる練習メニュー。サッカー選手に必要なテクニックを学ぶことで子どもたちがみるみるうちに伸びていく! 5つの項目ごとに基本技から複合技まで……個人スキルをアップさせるためのトレーニングを紹介!
※ご購入はジュニサカオンラインショップまで!
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
【FIFA U-20ワールドカップチリ2025】U-20日本代表メンバー発表。石井久継や高岡伶颯らが選出!2025.09.17
-
U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】2025.09.08
-
U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!2025.09.08
-
フットサル日本代表メンバー発表!【AFCフットサルアジアカップインドネシア2026予選】2025.09.05
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】
- 【FIFA U-20ワールドカップチリ2025】U-20日本代表メンバー発表。石井久継や高岡伶颯らが選出!
- “いい選手”は「2つのラインの交点に立つ」。ポジショニングに必要な「ボールなしペアリング」とは?
- 町クラブから選抜された選手たちがスペインで武者修行!バレンシアやビジャレアルなどと対戦
- U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!
- 縦割りの練習、危なくない?
- 「僕、みやぎへ行く」。日本代表の”10番”香川真司、サッカー人生を変えた決断までの道
- 【第39回全日本少年サッカー大会】富山県大会 決勝フォトレポート&結果「大激戦を制して小杉サッカークラブが32年ぶり2度目栄冠」
- 実戦に近い練習メニューを組み立てるうえで抑えておきたいポイントとは?【サッカービギナーコーチ養成講座】
- ドリブラーを育てる聖和学園の指導術。「選手のアイデアを引き出すことを常に考えている」