バルサ久保建英君が歩む道 知っておくとタメになる海外サッカー留学のおきて

2013年08月28日

コラム

評価されるポイント、オススメクラブとは?

――実際に入団テストに受かった選手はどこが評価されたのでしょうか?

それはクラブ側が教えてくれないんです。例えば、久保君がバルサの入団テストに受かったときも、コーチはその理由を「生まれ持った才能だ」としか答えてくれませんでした。

僕の中で久保君がいちばん優れているのは、物事を理解する能力だと思っています。要するに〝理解力〟ですね。仮に理解できなかったことは、理解できるまで何度も質問します。わからないことをそのままにしておかないので、学ぶスピードが普通の選手より速い。それが蓄積されたものが、彼のプレーになっているのだと思います。

――理解力を高めるためにはどうすればいいですか?

いろいろな方法があるので一概にはいえませんが、久保君の場合は小さい頃にお父さんやお母さんから本を読み聞かせてもらっていたそうです。昔から本を読む習慣があったので、言語を理解する能力も高いのだと思います。

今でも本を読むのがすごく好きで、サッカーの雑誌はいつも読んでいますね。物事に興味があり、活字を読むのがすごく好き。だから吸収するのが速いし、スペイン語習得のスピードも早かったです。

また、試合の中でも常によく考えていて、監督やコーチに「僕はこう思うんだけど」と自分の考えをはっきり伝えることができます。考え方が違っていれば、「このやり方だったら何でダメなの?」と質問することもあります。彼にとっては、言語が違うだけで、日本でやっていることと変わりはないんです。だからスペインに行っても、学びが速いのでしょう。

――もし留学するとしたらどこのクラブがオススメですか?
僕が対象選手のレベルを知らない以上、特定のクラブを勧めることはできません。ただし、その選手の特徴やレベルを知っていれば、その選手に合うクラブはいくつか頭に浮かびます。「この選手なら、うまくいけば将来的にはエスパニョールに入団できるかな」とか「バルサやエスパニョールは難しいけど、トップリーグの3、4番手のクラブな高いレベルでプレーできるかな」など、そういう考え方で進めていきます。

僕も現地で小学生のサッカーをずっと見てきたので、選手を見ればどれくらいのレベルでできるかなというのはある程度わかります。時には「プロになるつもりではなく、経験を積むために行くと考えた方がいいですよ」と言うこともあります。もちろん、まだ小学生ですから、将来のことはわかりません。だからこそ、リスクの話を中心にするようにしています。

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