コレならできる!サッカーと勉強の両立 小学生サッカー選手こそ家庭学習で勝負する【後編】

2013年12月05日

コラム

前編でも紹介した効果的勉強方法。後編では、サッカーと勉強の両立のツボや、サッカーに夢中なお子さんのための勉強法を紹介します。

文●戸塚美奈 写真●編集部

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.18秋号』P116-119より転載

(前編はこちら)


子どもとの会話を密にしていこう

 親子の会話のあるなしも、子どもの学力に大きく関係しています。

 私の提唱する「ユダヤ式学習法」は、学校の授業の内容を子どもに説明させて学習効果を高めるというものですが、これは親子の会話がある家庭ではすんなりうまくいきますが、会話のない家庭だと、まずこの関係を修復してからではないと、思うような成果が得られません。

 その場合、まずはサッカーの話や子どもが興味のある話などから会話を深めてみましょう。その日の練習の話や「ボールを蹴るときのコツってあるの?」などと聞いて子どもに説明させる。それに対して、「そんなこと気づいたんだ!」とほめたり認めたりすることでだんだんと親子の会話も深まり、ユダヤ式学習法も進んでやってくれるようになります。

 男の子は、反抗的になりがちですが、心の中では自分の気持ちを理解してほしい、と思っているものです。なので、子どもの話をよく聞いてあげること、親も話しかけることが大切だと思います。

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