子どもたちの成長発達を知る――“ゴールデンエイジ”に重要なベース作り【前編】

2014年02月15日

コラム

サッカーはサッカーをしながらうまくなる

 ゴールデンエイジで身につけたテクニックはサッカー選手としての一生の財産。小さい頃自転車に乗れれば、大人になっても久しぶりでも乗れるように、サッカーのテクニックも一度覚えれば、簡単に忘れることはありません。

 この時期には、キック、ボールコントロール、フェイント、ターン、ドリブル、ヘディングといったサッカーのあらゆるテクニックをやってみることが大切です。キックはインサイドとインステップだけでなく、アウトサイドやヒール、ボレーやオーバーヘッドなども練習してみてください。習得できないスキルは特殊でない限りないと言っていいでしょう。それは、フェイントやターンなど他のテクニックも同じです。

 もちろん、そのテクニックはすべてゲームの中で発揮されなければなりません。「テクニック」「判断力」「コミュニケーション能力」「フィットネス」、これらのすべてが高いレベルでなければ良い選手にはなれないのです。ゴールデンエイジで身につけるテクニックも、「判断力」やチームメイトとの「コミュニケーション」と関連して高めて、選手として完成されていくことが理想です。

 そのためには多くの試合やミニゲームを経験することが必要です。サッカーはサッカーをしながらでないとうまくなりません。試合でどういったテクニックを発揮するのかを意識しながら、上達の道を探っていきましょう。

(後編へ続く。次回は2月16日更新予定)


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