主審はS字の動きが大事! お父さん審判のための試合で使える基本テクニック

2014年04月07日

コラム

試合中に起こりそうなトラブルやケース

ここからは試合中に起こりそうなトラブルやケースを簡単にまとめました。知っているときっと役立つ“ツボ”です。もしものために覚えておくといいでしょう。

①ありがちな時計トラブルを回避

時計にはトラブルがつきものです。たとえば、ふと時計を見たら、なにかの拍子に時計が止まってしまっていた。あるいは、ロスタイムを計るために、時計を止めたのがそのままになっていたなど、時計のトラブルはありがちです。

そうならないためにも、腕時計は2つ用意するのがベター。ひとつは試合開始の時にスタートさせ、終了まで止めずに動かしておきます。もうひとつはロスタイムを計るために、こまめに止めます。万が一、時計がひとつしかなくボタンも押し忘れてしまったら、副審か第4の審判に伝え、時間を教えてもらうのが手です。

②きわどいオフサイドはこれで切り抜ける!頼れる審判仲間たち

副審をしていて、頭を悩ませるのがオフサイドの判定です。ここでのポイントは『主審とのコミュニケーション』。例えば、「微妙だな」と思ったら、とりあえず旗を上げて、最終決定を主審にゆだねる方法もあります。また、オフサイドの確信を持った段階で旗を上げ、プレーをさかのぼってファウルと認定してもいいでしょう。さらには、旗を上げながら、左手を横に振って「微妙だけど、どうする?」と主審に“シークレットサイン”を送ってアピールする方法もあります。これらも事前の打ち合わせで決めておくといいでしょう。

③ボールアウトは角度で判断!毅然とジャッジする

最後に誰がタッチしたかを見極めるのは難しい時があります。そんなときは、ボールが足に当たって跳ね返った角度を参考にしてください。ポイントはとにかく迷わないこと。「微妙だな」と思っても、毅然とジャッジすることが大事なのです。

審判はエンジョイするものです。あわてず、必要以上にプレッシャーを感じず、自信を持ってジャッジをすることが大事です。子どもたち同様、サッカーを楽しみ、審判という役割をエンジョイしましょう!

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