ファーストタッチで大きく開くブラジルとの差~日本との4つの違い
2014年04月23日
コラム体幹と柔軟性
四つ目は、下半身の安定感と柔軟性の違いです。
特にひざ下の柔軟性はブラジルに大きく劣ります。どんなにスピードに乗っていても体の軸をぶらさずボールを受けられる体幹力、しなやかにボールをコントロールするために必要な足首やひざのやわらかさを身につける必要があります。
イタリア戦で香川真司が体を反転させてシュートを決めましたが、あの体の運びやひざの柔らかさは日本人離れしたプレーでした。ぜひお手本にしたいものです。
四種年代の指導法として、
・左右どちらの足でもボールをさわる。
・もっとゴールを意識させる。
・遊びのなかで自由に発想させる習慣をつける。
・自分で考えて選択させる。
そんなことを意識してみてください。そのためには、子どもの心を解き放つこと。大人とのいい距離感が必要です。サッカーは日々進化しています。ひとつの指導法に凝り固まらず、広い視野で子どもの姿とサッカーの本質を見ていただきたいですね。
プロフィール
島田 洋
(しまだ・ひろし)
PROFILE
千葉県出身。順天堂大学卒業後千葉県教員に。千葉県立浦安南、鎌ヶ谷西、県立船橋高校を経て07年に幕張総合高校赴任。同校サッカー部OBによる特定非営利活動法人「幕総クラブ」を設立。生徒の活動の幅を広げるとともに、地域に根差したコミュニティ活動を目指している。日本サッカー協会公認A級ライセンス。
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