チームビルディング活用術 個の自立を高めることで集団もまとまる!!

2014年12月15日

コラム

フォロワーあってこそのリーダー

 リーダーシップばかりがもてはやされると、リーダーの意見に忠実な人たち(フォロワー)は「チームに関わっていない」という印象を受けてしまいがちですが、それも立派な才能であり、もっと認められるべきポジションです。

 リーダーだけを認めず、フォロワーとなる子どもたちも認めてあげてほしいと思います。なぜなら、逆に、リーダータイプの人間には、忠実に人の指示に従うことを苦手としている場合が多いからです。

 何か指示を与えられると、「えー、俺ならもっとこうやるのに……」という自分のアイデアが先行してしまい、素直に納得して動けないケースがあるのです。つまり、リーダーは、フォロワーがいてこそ存在が引き立つのです。

 フォロワーもリーダーがいてくれないと生きてこないのです。両者は上下優劣の関係ではなく、対等・共同でなければなりません。

 リーダーがもてはやされる時代ですが、性格的な向き不向きもあるはずです。明らかにリーダータイプではないなと思う選手には、自分なりに貢献のスタイルを考えさせるのも1つです。

 チームの中で価値ある存在だと、指導者が認めてあげることで、フォロワーも自信を持つでしょう。

 ここまでリーダーとフォロワーの話を紹介しましたが、次は責任感についてもお話ししたいと思います。この責任感を個人それぞれが意識することで、チームとして意思決定ができるようになり、集団としての“自立”も高めることができるでしょう。

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