1対1がもっと面白くなる話題の大会。「個」の技術を磨く方法とは?
2015年03月27日
コラム「個」の技術を発揮する場として、昨年から行われている、最強の一人を決める大会「KING of 1v1」(主催:ファンルーツ)。今月29日にはプレミア大会が行われるが、1対1で一番重要な要素は何なのか。大会を主催するファンルーツの佐藤由将コーチにお話しを伺った。
文・写真●編集部
「個」の力はサッカーに必要なすべての要素につながる
――「個の力」を身につけるのに発案された大会「KING OF 1v1」ですが、その発端は何だったのでしょうか?
佐藤由将コーチ(以下、佐藤)1998年のフランスワールドカップから2014年のブラジルワールドカップまでの16年間、常に「個の力」が問題視されてきました。
世界で活躍するプレーヤーは、やはり1対1の局面を個の力で打開できる力を備えています。
誰にも抜かれない鉄壁の守備であったり、どんな守備でも華麗に抜く攻撃であったり、1対1には深い戦略性と駆け引き、テクニック、スピード、フィジカル、メンタルなど、サッカーに必要なすべての要素がこの「KING OF 1v1」に含まれています。
私自身ももともとプレーヤーでしたが、正直1対1には苦手意識がありました。プレーしていたJFL(日本フットボールリーグ)の中でもいい選手がたくさんいて、今だからこそ整理して考えられるのですが、自分には駆け引きの部分やフィジカル、スピードなど、先ほどあげた要素がまだまだ未熟だったと感じました。
特に駆け引きの部分でももっと追求することができたのじゃないかと。だからこそ、この育成年代で「個」の部分にこだわってほしいと思います。
――この「KING OF 1v1」の一番の特徴は何でしょうか?
佐藤 ゴールを両方に設置することによって、選手はゴールを奪うために、もしくは奪われないために対応する必要性が出てきます。
そのときに相手の逆をつくテクニックであったり、駆け引きが求められたりするでしょう。そのように、ゴールを目指した中でプレーすることで、サッカーで必要な要素のベースができあがってくると思います。
もちろん1対1で相手を抜いてゴールを狙うということも大切ですが、ピッチの周囲は、エアピッチで囲まれているので、それを壁としても利用することができます。
どのようにして壁を使えばいいか、どうワンツーを使えばいいかということを考えるのにも、つながると思います。
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