【第39回全日本少年サッカー大会】山形県大会 決勝フォトレポート＆大会結果「雨中の決戦制したS・F・Cジェラーレが４年ぶり２回目の優勝！」

2015年11月16日

大会情報

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雨中の決戦制したS・F・Cジェラーレが４年ぶり２回目の優勝！

（文・写真●小林健志）

「第39回全日本少年サッカー大会 山形県大会」の決勝が11月14日、山形市球技場で行われ、４年ぶり２回目の優勝を目指すS・F・Cジェラーレ（以下ジェラーレ）と初優勝を目指すアバンツァーレ山形SC（以下アバン）が対戦した。

　雨中の決戦で前半ペースをつかんだのはジェラーレ。荒井涼太くん、長岡壱宗くんの両サイドMFがドリブル突破でチャンスをつくる。そして11分荒井くんのクロスをGKが弾いたところ「絶対決めないと優勝できないと思った」という165cmの長身FW石川歩人くんがこぼれ球を右足でゴールに押し込み先制した。

　後半は１点を追うアバンは６分には小野武人くんのシュートがクロスバーを叩くなど多くのチャンスをつくる。対するジェラーレは守備陣が踏ん張り、中村洸希くんが絶妙なカバーを何度も見せ、須貝秋良くんがボールを奪ったらカウンター攻撃へつなげる正確なパスを見せた。アバンの反撃を耐えたジェラーレが１－０で逃げ切り試合終了。４年ぶりの栄冠に輝いた。

　ゴールを決めた石川くんは「点を取られても取り返す気合いを見せ、ぶつかっていきたい」と全国大会へ意欲を見せた。粘り強い守備と、強力なサイドアタックを武器に全国の舞台での躍進を期待したい。

■S・F・Cジェラーレ　土井敬輔監督のコメント
このピッチ状態だったので、ゴール前でボールがこぼれるかもしれないと思っていましたが、それが出て点が取れたのが大きかったです。石川はそれを信じて足を伸ばしてくれました。守備陣もGK中心に体を張れていて良かったと思います。カバー能力が強いところが光りました。サイドアタックは今年の特長で、両サイドの選手は自信を持ってやってくれました。全国では粘り強く守備してもっとボールを受けられるよう頑張ってきます。

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