【第39回全日本少年サッカー大会】香川県大会 決勝フォトレポート&結果「ディーオルーチェ高松が念願の初優勝を果たす!」
2015年12月02日
大会情報ディーオルーチェ高松が念願の初優勝を果たす!
(取材・写真●和田雅幸 構成●ジュニサカ編集部)
2015年11月29日、県営生島サッカー・ラグビー場にて第39回全日本少年サッカー大会香川県大会決勝戦が行われた。キックオフがせまる会場は、時折日の光が射しこむものの、肌寒い曇り空のなかで開始を迎えようとしていた。
決勝は丸亀FC(以下、丸亀)とディーオルーチェ(A)(以下、ディーオルーチェ)の一戦。お互いに厳しい予選を勝ち抜いた両者だが、決勝までの道のりは異なる。
2年連続7回目を目指す経験のある丸亀FCは延長戦やPK戦という逆境を乗り越え舞台に駒を進め、悲願の初優勝を目指すディーオルーチェ(A)は決勝まですべて先制して2点差以上の点差をつけて勝ち上がってきた。
どちらも優勝への思いは強くプレーは白熱した展開となる。まず主導権を握ったのは丸亀FCだった。前半2分、丸亀FCは、11番・冨永拓斗くんの浮き球のパスを10番・高木勇行くんがシュートを決めて、開始いきなりの先制ゴールを手にする。前半は、ディーオルーチェ7本に対して、丸亀FCが6本のシュートを放つなど試合は一進一退、それでも丸亀が一歩リードして終えた。
後半に入って甲乙つけがたい展開は変わらないものの、土壇場に差しかかるについれて、流れがディーオルーチェに傾きはじめる。後半29分、13番・遠山伊吹くんのパスを受けた7番・桝谷海吏くんが同点ゴールを決めて、全国への可能性を手繰り寄せた。
そして最後の1点が決勝点になる接戦の展開で、再び訪れたチャンスを掴んだのはディーオルーチェだった。後半31分、6番・武田愛斗くんのパスに、10番・岩佐麟太郎くんが逆転のゴールを決めたのだ。
追加点とともに時間は流れて、実力が伯仲する2チームによる息詰まるゲームを制し、ディーオルーチェが香川県の王座を手にした。創設5年目のチームは念願の全日本少年サッカー大会の香川県初優勝を引さげて、全国大会に足を踏み出す。
■ディーオルーチェ(A) 森元浩二監督のコメント
立ちあがりは選手たちに緊張感があり、動きがおかしかったんです。一点取られて、変わるかなと思ったんですが、修正できませんでした。試合前には裏を狙うという課題を持っていましたが、前半は全然できませんでした。そこでハーフタイムに「落ちついて、自分たちで後半はやってみなさい」と伝えて、後半は選手たちがやってくれました。全国大会までにしっかり相手を見てパスを出す、一対一の守備といった個人技術を残り約一ヶ月で徹底したいと思います。バーモントカップの全国大会では勝ち点1差で決勝トーナメントを逃しました。ですから大きな夢はトーナメントの出場ですが、まずは勝ち点をとりたいと思います。
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