なでしこエース大儀見優季選手から学ぶ! 目標を現実にしていくための思考法
2016年02月29日
メンタル/教育自分を信じて、目標に取り組む
特に最近、私はサッカーの技術的な面で細かいところをかなり意識してトレーニングするようにしている。
サッカー未経験者にはわかりにくいかもしれないが、例えばボールを止めるとき、止める瞬間に軸足を抜いて軽くジャンプするといった動きを身につけた。
本当に細かくて、わかる人にしかわからない、気付かれないような基本的な部分かもしれない。
だが、この動き一つを変えるだけで、ボールをいい位置に置けるし、ボールはピタッと止まり、次のプレーへの動作が速くなる。
さらには、軸を常に左右に変えてプレーできるようになることで、状況に合わせたより効果的なプレーが期待できる。ギリギリで判断を変えることのできる余裕が生まれ、無駄な動作が減って、動きもスムーズになっていく。
このような細かい一つひとつの要素が合わさって、今度は大きな”やりたいプレー”(=相手にとって嫌なプレー)が具体的にイメージできるようになっていくのだ。
ここ2年ほど取り組んでいる体幹トレーニングにおいても、同様のことが言える。
スーパープレーをイメージすることは本当に楽しい。でも、実際にやろうとしても、そのプレーができる体が伴っていないとその技術を発揮することはできない。
プレーに必要な体がまだできていないか、使えていない筋肉が多いためだ。
より細かな筋肉に刺激を与えてトレーニングをするようになってから、今まではできなかった繊細な動きが可能になった。
体が変わってきたことで、自分がイメージして具現化できることも増えてきた。イメージに体がマッチしてきている喜びを感じる。
一度「こうなりたい」と思考したら、それに向かおうとするべきだ。やる前から諦めるのではなく、まずはそれに向かって取り組んで行く姿勢が大切だ。
自分で本当にイメージできたものは、必ず具現化することができると私は思っている。具体的にイメージできるものから始めて、小さな積み重ねを繰り返していけば、必ずそこに辿りつくことができるはずだ。
あとは、自分を信じてあげることだ。
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