高校年代の頂点を目指して 「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ」が開幕!!

2016年04月11日

ジュニアサッカーニュース

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(文・写真●山本浩之)

「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ」が4月9日(土)に開幕した。今年で6回目を迎えるプレミアリーグは、東(EAST)と西(WEST)の二つのブロックに各10チームが参加して行われるリーグ戦となっており、下位リーグにはプリンスリーグ、さらにその下に都道府県リーグをもつ、高校生(U-18)年代の最上位リーグとして位置づけられている。

 ホーム&アウェイの2回戦総当り方式で行われ、東と西の優勝チームはチャンピオンシップで日本一を決める。また、毎年、各ブロックの下位2チーム(全4チーム)はプリンスリーグに自動降格となり、代わりにプリンスリーグからは参入戦を経て4チームが昇格してくるシステムとなっている。今季はプリンスリーグから、EASTにアルビレックス新潟U-18、横浜F・マリノスユース、WESTに大津高校、神戸弘陵学園高校が昇格している。

 開幕戦では、4月10日(日)の横浜F・マリノスユースと柏レイソルU-18の一戦で、ジュニア時代に「全日本少年サッカー大会」に出場し得点王に輝いた二人の選手が顔を合わせた。横浜F・マリノスユースの渡辺力樹選手(ジュニア時代はバディーSCに所属)は、11人制最後の全少となった2010年に開催された第34回大会で20ゴールを叩き出している。この日のプレミアリーグ開幕戦でもスターティングメンバーとして出場し、ゴールこそなかったものの、ゴール前に飛び込んでチャンスをつくるシーンや前線からのプレスによる献身的な守備もみられた。一方、柏レイソルU-18の中村駿太選手(ジュニア時代は柏レイソルU-12に所属)は、8人制が導入された2011年の第35回大会に出場し、個人最多得点記録を31年ぶりに塗り替える23得点をあげている。中村選手は途中出場ながら随所にキレのある動きをみせ、ワンタッチのパスで同点弾を演出する活躍をみせた。

 第1節の10試合を終えたプレミアリーグは、このあと、12月11日(日)の第18節までを戦い、12月17日(土)にはEASTとWESTの1位によるチャンピオンシップが開催され、高校年代の頂点に立つチームが決定する運びとなっている。

中村駿太と渡辺力樹_002のコピー
【ジュニア時代からともに全国レベルで活躍している渡辺力樹選手(横浜F・マリノスユース※写真左)と中村駿太選手(柏レイソルU-18※写真右)】

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