FC東京育成部長が語るU-12からトップまで一貫した育成プラン。目指すは「育成の前倒し」
2016年07月15日
インタビュー「U-12チームを持たない」FC東京の育成プランは?
――U-12からU-23まで仮に一本の道筋が通っているとして、どうイメージされていますか?
福井「ちょっと取り留めのない話になりますが…。FC東京はU-12の登録チームを持っていません。私は欲張りだから東京のいい選手は全部欲しい。でも、子どもたちも両親も目標は『全日本少年サッカー大会出場』にあって、そうなると登録チームに入っていないと出場できません。
ただ一方で、アドバンスクラスのあるクラブに入ることでU-15以降に繋がる環境を得られるのだと保護者の方に理解してもらえる、FC東京ではそのようなクラブ作りをしたいと考えています。FC東京の色を持った選手たちが成長していく。そして同じ指向を持った指導者が、サッカーの変化とともに成長していく。そういうクラブになりたいですね。青赤の色を共有して」
――なるほど。U-12からU-15、U-18、やがてトップにいたる道のりを一本化することが、選手にとってもクラブにとっても将来につながっていく、と。
福井「はい。最初に述べましたが、J3への参入がスタートし、来年以降、いろんな側面で取り組みの質が高まっていくはずです。下のカテゴリーの選手たちがトップを身近に感じる環境になっていますから」
【商品名】フットボールサミット第35回 FC東京 首都クラブが歩むべき道
【発行】株式会社カンゼン
A5変型/232ページ
⇒新たなクラブモデルを模索するFC東京。首都クラブが歩むべき道、ビジョンを追いかける。
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
U-22日本代表メンバー発表!【Mirabror Usmanov Memorial Cup 2025】2025.07.22
-
サッカー日本代表メンバー発表!【東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会】2025.07.04
-
U-16日本代表メンバー発表!【CFA PEACE CUP】2025.07.02
-
U-17日本女子代表、アメリカ遠征参加メンバー発表!2025.07.01
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-22日本代表メンバー発表!【Mirabror Usmanov Memorial Cup 2025】
- 「もも上げクランチ」でキック力を鍛える!/【サッカー専用】小学生のための体幹トレ
- 人生最大の挫折――。本田圭佑がガンバユースに昇格できなかった本当の真相【後編】
- “早熟タイプ”はプライドの高さに注意? “晩熟タイプ”には他人との比較はNG!? 個々にフォーカスした指導を心がけよう!!
- コンタクトプレーを嫌がる子ども?
- 【ユース 体験練習会】GAフットボールクラブU18(東京都)
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- なぜ“石川直宏”は人を惹きつけるのか。今季での引退を決意した“ミスター東京”の少年時代
- 「体を大きくする」「スタミナをつける」にはどうしたらいい? サッカーに生きる食事術を知る
- AGGRE U-12が22年ぶり2度目の優勝を飾る!/2018ロバパンCUP 第50回全道(U-12)サッカー少年団大会