FC東京育成部長が語るU-12からトップまで一貫した育成プラン。目指すは「育成の前倒し」

2016年07月15日

インタビュー

「サッカー選手である前に一社会人であれ」

――FC東京として、アカデミーで気を配っているところは何かあるんでしょうか?

福井「FC東京は1999年に立ち上がり、前身は東京ガスフットボールクラブです。その前は東京ペレフットボールクラブでした。王様ペレが年に一度、東京ガスと組んで、地域貢献活動としてサッカースクールを展開していたんです。

 彼が言っていたことで印象的なことがあります。『うまい選手は僕以外にもたくさんいた。でも、自分がここまでになれたのは考える力があって、横道に逸れそうになった時にそれを制してくれる賢い大人がいたから』と。こうも言っていました。

 『サッカーマンたる前に一社会人たれ』。紳士であれという教えです。成長過程では多感な時期なのでやんちゃをしたい気持ちもあるで学生、高校生であってほしいと考えています。昔に比べると、そういう教育的な観点で緩くなってきているので、ペレの教えは継承していきたいです。私はクラブとの関わりが長いので。

 ただ人が入れ替わっても歴史とか、そういうものは伝えていかないと、青赤のFC東京らしさが消えていってしまうのかなという危機感はあります。根っこの部分を残していなければいけない。そういうクラブのDNAを受け継いでいるスタッフたちが次の時代を作っていくクラブでありたいと考えます」

――クラブの前身にあった本質、根本の精神と、現在の問題がつながりましたね。人間としての健やかさとサッカー選手としての能力、どちらもが鍛えることが大切だという考えは納得できます。

福井「そうですね。日本の子供たちはサッカーを含めて身体の成長と心の成長が、諸外国の選手と比べるとアンバランスなところがあります。それを、どうレベルアップ、どうステップアップさせるかということが大切なんだと理解しています」

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