中学生ながらクラブユース選手権で得点王。“スペインからの帰国”や“飛び級”で脚光を浴びる久保建英選手が今日本で感じていることとは?

2016年08月05日

サッカーエンタメ最前線

バルセロナで明日のスターと囁かれ、将来を嘱望されながら、FIFAの国際移籍ルール適用によって無念の帰国をした久保建英選手。4日に行われた『第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会』の決勝でFC東京U-18の一員として出場し、日本一、そして中学生ながら大会得点王に輝いた。その決勝後の取材に久保建英選手が応じた。

(文●後藤勝 写真●木鋪虎雄)

熱中!高校サッカー』より転載


kubo

中学生のままFC東京U-18に登録、飛び級で高校生の試合に出場

 久保建英が試合後の取材に応じた。

 バルセロナで明日のスターと囁かれ、将来を嘱望されながら、FIFAの国際移籍ルール適用によって無念の帰国。ただでさえ尋常ではない視線が注がれる身の上なのに、中学生のままFC東京U-18に登録、飛び級で高校生の試合に出場し、ゴールを連発して注目度は上がる一方、まったく狂熱が冷めやらない。

 それが、いまの久保をめぐる状況だ。ゆえにクラブは若く未熟な才能を潰すまいと頑ななまでに守り、オフィシャルの取材以外からは彼を遠ざけてきた。

 しかし今回、第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の優勝に貢献し、5得点を挙げて得点王に輝いたことにより、広くコメントを発する必要性が生じた。当然のこととはいえ、この事実を鑑みて規制を解き、囲み取材を実施したクラブの対応に、まずは敬意を表したい。

カテゴリ別新着記事

お知らせ



school_01 都道府県別サッカースクール一覧
体験入学でスクールを選ぼう!

おすすめ記事


Twitter Facebook

チームリンク