中学生ながらクラブユース選手権で得点王。“スペインからの帰国”や“飛び級”で脚光を浴びる久保建英選手が今日本で感じていることとは?
2016年08月05日
サッカーエンタメ最前線バイタルに入ったら自由にやっていいとは、いろんな方から言われていて
プレーはかなり整理されている。まずチーム戦術上は、守備で貢献しようという意識をしっかりと持っている。
「先発のメンバーが疲れているときに入ってきているので、みんなよりも負担が軽い。その辺は自分が率先してプレスに行ったりしたいと思っていました。疲れは少しはありましたけどみんなよりは全然少なかったので、そこは全然大丈夫でした」
「(後半は)時間帯的にも守りの時間帯だったこともあり、少しでもチームの雰囲気が替わればなと思い、プレスに行っていました」
これが守備に関する発言だ。前からプレッシャーをかけに行く範囲はその時点でのラインに応じて決まってくるので、そこから外れて勝手なプレーは慎んでいる。しかしながらアタッキングサードの中央つまりバイタルエリアの辺りでは、創造的なプレーを繰り出していく。
「バイタルに入ったら自由にやっていいとは、いろんな方から言われていて、バイタルに入ったら、自分がふだんの練習とかで培ってきたものを出せればいいかと思っているので、そこはいつもどおりにやっています」
フィールドを狭く限定した特殊なゲームなら個人戦術のみで戦えるのだろうが、サッカーはそういう競技ではない。フルコートの試合を想定したとき、広い面は走ることとチーム戦術で埋め、バイタルエリアに入ったら狭いなかで技術と個人戦術を発揮する。そういう画を脳内に描き、プレーを切り換える知性が、久保にはあるということなのだろう。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
U-19日本代表、国内トレーニングキャンプ参加メンバー発表!2024.07.20
-
U-15日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!2024.07.13
-
「エリート女子GKキャンプ」参加メンバー発表!2024.07.13
-
「女子GKキャンプ」参加メンバー発表!2024.07.11
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
-
【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
-
【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
-
【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
ADVERTORIAL
![]() | ジュニアサッカー大会『2024'DREAM CUPサマー大会in河口湖』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- U-19日本代表、国内トレーニングキャンプ参加メンバー発表!
- 「JFAナショナルトレセンU-12関西」が開催!
- 即時奪回の線上にゴールはあるか?ボールを中心に考える「BoS理論」とは
- “重心移動”をマスターすればボール扱いが上手くなる!? ポイントは「無意識になるまで継続すること」
- 夕食は18時が理想的。それができない場合は? 「睡眠の質」を高める栄養素
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- 一生懸命走っているように見えない息子
- チーム動画紹介第69回「TFAジュニア」
- 社会が狂わす“現代の子ども”をサッカーで変えるためにできること