久保建英選手ら擁するU-16日本代表。初戦ベトナム戦のポイントは?
2016年09月16日
サッカーエンタメ最前線鍵握る右サイドでの崩し。久保と菅原のコンビ
「ベトナムは2トップがタテに速い印象。日本としては相手を崩し切って1タッチ2タッチの早い崩しから得点を取るのが理想」と喜田も理想的な得点の形をイメージしていたが、それを現実にするためにも、やはりサイドの的確な崩しが必要不可欠と言っていい。
スピードとクレバーさ、献身性を併せ持つという意味で、内田篤人(シャルケ)の後継者になりえる右サイドバック・菅原も、自身の役割をよく認識している。
「海外の守備を見ると、クロスを入れる時にボールウォッチャーになることが多いんで、そこがチャンスかなと。前線に山田選手と宮代選手がいる場合は、どっちもストライカーとしての迫力があるので、上げる方としてもここに出せば入れてくれるだろうっていう感じで上げている。信頼しています」と、彼はベトナムのスキを見逃さず、2トップにピンポイントで合うような精度の高いボールを入れていくつもりだ。
右サイドを効果的に崩していくためには、前に陣取る久保とのタテのコンビネーションをこれまで以上に機能させていく必要がある。久保はスペースがあれば中へ侵入して一発でミドルを狙ったり、スルーパスを出したりと、ゴールに直結する仕事を選択するタイプの選手。その彼と生かし生かされる関係を築くには、菅原がより外から仕掛けていく方がベター。洞察力の鋭い彼ならそういった状況判断を的確にできるだろう。
このチームの右サイドが「日本の生命線」と言われるくらいの破壊力と爆発力を大会初戦から発揮してくれれば、2大会ぶりの世界切符はもちろん、95年大会(カタール)、2006年大会(シンガポール)のアジア制覇の道も見えてくる。
「ホントにここで人生が変わるって言っても過言ではない」と菅原も話した通り、U-16日本代表選手たちにとって、今回、アジアの壁を突破し、頂点に立てるか否かは今後のキャリアを大きく左右する。日本の未来をこじ開けるべく、彼らにはゴアの地で大暴れしてほしいものだ。
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