U-16日本代表、上月壮一郎選手の2得点などでオーストラリア下し無失点で決勝トーナメントへ。U-17W杯まであと1つ

2016年09月22日

ジュニアサッカーニュース

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(写真●佐藤博之)

 来年のU-17W杯出場を目指すU-16日本代表は22日、AFC U-16選手権インド2016のグループステージ第3戦でオーストラリアと対戦した。

 すでに2連勝でグループ首位突破を決めている日本は、前の試合まで出場していた久保建英ら主力の大半を休ませ、これまで出場時間の少なかったメンバーをピッチへ送り出す。一方のオーストラリアは2連敗で敗退が決まっており、モチベーションの低下が顕著だった。

 試合は前半開始早々の4分に上月壮一郎のゴールで日本が先制したものの、その後はスローテンポで得点が遠い展開が続く。結局前半は1-0のまま終わった。

 後半の日本はそれまでの緩慢な展開を修正して立て続けにゴールを奪う。54分、ペナルティエリア内でボールをキープした鈴木冬一のラストパスに2戦目は出番がなかった宮代大聖が飛び込んでリードを2点に広げる。

 さらに直後の56分、左サイドを攻略して菊地健太がファーサイドへクロスを上げると、折り返しに瀬畠義成が合わせて勝利を決定づける3点目を挙げた。

 64分にはチーム最年少の松本凪生が独力でペナルティエリア内に侵入して強烈な左足シュートで4点目を決める。余裕が出てきた日本は68分に菊地に代えて作田龍太郎を投入した。これでU-16日本代表は今大会で控えGKの大内一生以外全員を起用したことになる。

 終盤にはオーストラリアのビッグチャンスをGK青木心のスーパープレーで切り抜けると、82分に先制点を挙げた上月が左から得意の形に持ち込んでフィニッシュ。86分にはキルギス戦でハットトリックを達成した途中出場の棚橋尭士が6点目を奪い、守備陣も3試合連続の無失点で試合を締めた。

 ベトナム、キルギスに続いてオーストラリアにも6-0と大勝を収めてグループ全勝首位突破を決めた日本は、中2日で準々決勝に臨む。その試合でA代表が敗れた中東の強豪UAEを下せば、来年のU-17W杯出場権を獲得できる。世界まであと1つだ。

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