U-16日本代表、明日大一番。GK谷晃生選手「僕が無失点で抑えれば、このチームの攻撃なら必ず1点は取ってくれる」
2016年09月24日
サッカーエンタメ最前線「僕が無失点で抑えれば、このチームの攻撃なら必ず1点は取ってくれる」
同日の練習には、松永英機・Jリーグ育成ダイレクター以下、Jクラブの強化担当・現場スタッフの22人が現地視察に訪れていた。久保や平川怜を送り出しているFC東京の宮沢正志強化担当、あるいは鈴木、瀬古歩夢、松本凪夫らを指導したセレッソ大阪U-15の大畑開監督らの姿も見られたが、劣悪な環境かで逞しく戦う若者たちの姿を彼らはその目に強く焼きつけたはず。そんな風景を見て、日本サッカーの未来に少なからず希望を感じたことだろう。
こうしたJリーグ関係者の期待を受けて、選手たちは準々決勝に挑むことになるが、ここから先は延長・PK戦の可能性もある。現に、2年前のAFC・U-19選手権(ミャンマー)準々決勝・北朝鮮戦で日本はPK戦を余儀なくされ、エース・南野拓実(C大阪)がまさかのミス。最終的に世界切符を取り損ねた苦い過去がある。その時と同じ轍を踏むわけにはいかない。
UAE戦は、オーストラリア戦でスーパーセーブを見せた青木心(JFAアカデミー福島)に代わって正守護神・谷晃生(G大阪ユース)がピッチに立つと見られるが、彼は「PK戦は全く考えていない」と改めて強気の姿勢を色濃く押し出した。
「僕が無失点で抑えれば、グループリーグ合計21点決めたこのチームの攻撃なら必ず1点は取ってくれる。僕はとりあえず、無失点に抑えることだけ考えてやりたい。自分たちは今までと変わらず身も心も最高の準備、最高のコンディションで、最高のモチベーションで臨んで、必ず勝つってことだけを考えてやるのみです」と187cmの大型GKは自分に言い聞かせるように言葉を絞り出していた。
谷を筆頭に守備陣がしっかりとゴールマウスを守り、鈴木ら攻撃陣が決めるべきところでキッチリ得点をあげること。それが今のU-16日本代表に求められる最重要テーマだ。森山監督がその大舞台に果たして誰を送り出すのか。日本サッカーの未来が懸かった運命の一戦は明日(日本時間25日)行われる。
<関連リンク>
・フットボールチャンネル
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
フットボール最新ニュース
- 近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
- 「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
- 【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
- リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
- 前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
ADVERTORIAL
ジュニアサッカー大会『2024'DREAM CUPサマー大会in河口湖』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- 人生最大の挫折――。本田圭佑がガンバユースに昇格できなかった本当の真相【後編】
- U-18日本代表、スペイン遠征参加メンバー発表!
- 小6で「大人のようなサッカーをしていた」。ガンバ大阪に見いだされた“井手口陽介”という才能
- 【第40回全日本少年サッカー大会】初の決勝T進出を果たした鳥取KFC。3年前の経験を通じて変わった子どもたちの成長/ジュニサカ取材日記
- 「2024ナショナルトレセンU-14 前期 」参加メンバー発表!
- ビルドアップ時、センターバックはなぜ開く? CBが「見る」べきものとは
- 全国8か所! バルサアカデミーウインターキャンプ開催決定! バルセロナの最先端メソッドをスペイン人コーチが直接指導【PR】
- サッカー日本代表メンバー発表!大橋祐紀が初選出【FIFAワールドカップ26アジア最終予選】
- 栄養も食事量も“バランス良く”/小学校1・2年生向けの一日の食事例