保育園や学校の先生の指導に疑問を感じる。そんなときに参考にしたいオランダの子育ての話

2016年10月27日

コラム

子育ての第一の責任者は「親」

 オランダでは、保育園でも小学校でも、子育ての第一の責任者は「親」という考えがとてもしっかりしています。同時に、いくつもの保育園や学校が、各々独自の教育理念を明確にして、親が疑問に思うことがあれば、すぐに連絡して説明を受けることができます。
 
 自分の権利を自分で守ることのできない子どもに代わって、健全な保育や、尊厳を守られた取り扱いを受けることを代弁するのがママやパパの役割。納得がいかないことについて、話し合いに応じてもらうのは当然のことです。

 ただ、話し合いでは、こちらの勝手な思いこみを前提にしないこと。まずは、子どもが園や学校でどんなふうに過ごしているか、それをどのように見守り、指導してもらっているのかを、偏見を持たずにオープンな態度で聞くことからはじめましょう。

 家庭ではどんな様子かを伝え、気になる点があることも率直に伝えてください。先入観を持たずに話しはじめれば、相手も心を開いて子どもにとって最善の方法を考えようとしてくれると思います。保育園と家庭での様子を情報交換し合えると、子どもに対してどう接すればよいのか、お互いによくわかるようになると思います。

 もしも、話し合いをしたくても気持ちよく応じてもらえない、園での様子を教えてくれないなどの問題があれば、園や学校の責任者とさらに相談するか、ほかの保育園(幼稚園)に転入することも考えてよいと思います。

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