平章SSSが3年連続となる全国への切符!! 金津JFCをPK戦の末に下し福井県大会を制す/第40回全日本少年サッカー大会 福井県大会

2016年11月07日

大会情報

平章SSSがPK戦の末、3連覇を達成!

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(文・写真●Noriko Nagano)

 11月6日(日)、丸岡スポーツランドサッカー場にて「第40回全日本少年サッカー大会 福井県大会」の決勝が開催された。決勝は、準決勝で明新JFCに3-1で勝った金津JFC・ユナイテッドA(以下、金津)と春江町サッカースポーツ少年団を4-0で倒して勝ち上がった平章サッカースポーツ少年団(以下、平章)で、昨年の決勝と同じカードの対戦となった。

 試合は、強風のなかキックオフ。先手をとったのは、序盤から積極的な攻撃を見せる風上の金津。前半11分、名倉悠真くんが中央からミドルシュートを放つと、ボールは風に乗ってゴールネットを突き刺した。

 一方、1点を追いかける展開となった平章は、焦ることなくプレー。粘り強い守備でその後の失点を許さず折り返すと、後半立ち上がりに追いつく。後半2分、右コーナーキックのチャンスから斎藤璃央くんがシュート。一度はゴールキーパーに阻まれたが、こぼれ球を押し込み、同点弾を決めた。前半、自分の目の前で先制ゴールを見せつけられただけに、喜びもひとしおで、ゴール直後は喜びを爆発させた。

 同点となり得点を許さない両チーム。攻撃の手を緩めることなく金津が追い込みをかける後半終盤、金津はセットプレーから立て続けにチャンスを迎えるが、平章がきっちりと抑え、スコアは1-1のまま延長戦へ。

 5分ハーフで行われた延長戦は前半、風上の金津はロングシュートを打ち、セットプレーのチャンスを作ったが、風の影響を受けうまく合わせることができず。両チームの応援がヒートアップした延長後半には、両者相手ゴールを襲って会場を沸かせるが、互いに譲らずPK戦へと突入した。

 PK戦の前攻は、今大会の3回戦、4回戦をPK勝ちしてきた平章。キャプテンの森川諒くんが落ち着いて決めると、両チーム2人ずつがPKを成功させた。平章は3人目のキッカーもPKを成功させた後、金津の3人目のキックをGK吉田竜之介くんが「絶対にとれるぞという気持ちで」セーブ。3-2でPK戦を制し、平章が3連覇を達成。平章の玉村努監督は「平章独自の“キープサッカー”をやってきたお蔭で、ボールを簡単に奪われないだけではなく、ディフェンスもしぶとくできるようになったことが今大会の勝因」と振り返った。

■平章SSS 斎藤璃央くんのコメント
優勝できて、今までにない嬉しさです。シュートのところは、いいボールが来て、触ったらキーパーに取られたけど、諦めずに気合いでシュートしたら入ってよかったです。前半負けていたけど、1、2年生が応援してくれていたので、絶対に決めなあかんと思いました。その後、もう1点入るといいなと思っていたけど、攻められて、自分の中では初めての延長戦になりました。延長戦は時間も少ないから、(ゴールを)決められたらいいけど(まずは)失点をしないようにプレーしていました。PK戦はいつも練習している順番通りにやりました。いつも厳しい監督に、「最近の中で一番いい試合だった」とほめてもらえて嬉しかった。全国大会で福井県勢は、あまり良い成績を残せていないので、新しい歴史を刻みたいです。

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